季節限定のお洒落は着物の醍醐味。
お正月にふさわしい「縁起の良い柄」や「冬の柄」の着物や帯を集めました。
>>季節を楽しむ「お正月に」コーナー
【工房レポート】
京都にあるご自宅兼工房を訪問。季節の花に彩られたお庭を前に、個展へ向けての思いをお伺いしました。
>>2024/03 澤田麻衣子さん工房レポート
型絵染め作家、澤田麻衣子さんの九寸帯作品です。
こちらは、銀座もとじが繭からプロデュースしている極上の純国産絹糸「プラチナボーイ」の絹布に染め上げた特別な作品です。
【作家コメント】
【プラチナボーイ】型絵染 九寸名古屋帯「梅香る」
故郷ではまだ雪深い頃に咲き出します。 庭の紅梅と雪の白さの対比が美しく香りと共に楽しみました。
プラチナボーイならではのほどよい光沢感が、雪の煌めきのように感じる、冬のひんやりと澄んだ空気が伝わるような作品です。多彩な梅の彩りと愛らしい花姿の華やぎに、春の到来の喜びを感じます。
新春から2月頃にかけて、小紋、紬、綿着物に合わせて、大人の遊び心を纏える帯です。
年始の食事会やお集りへ。
澤田麻衣子さんと銀座もとじのご縁
澤田麻衣子さんは、2015年に開催した「『きものSalon』と『銀座もとじ』が選ぶ染織大賞」にて大賞を受賞。そのご縁から、2017年に、銀座もとじの「ぎゃらりー泉」を舞台とした新進作家の夢を叶える新企画がスタートした際、その第1回目の作家として、同年に独立されたばかりの澤田麻衣子さんの初個展を開催させていただきました。
>>「ぎゃらりー泉」は新進作家の夢を叶えるプロジェクトの舞台です
澤田麻衣子さんについて
新潟県生まれ。大学卒業後に型絵染教室の先生から紹介された京紅型工房に入社され、以来20年にわたり職人として勤務し2017年4月に独立。現在は京都にて制作活動をされています。独立を機に出品した作品・型絵染着物「夏霞」が、第51回日本伝統工芸染織展にて初出品・初入選の快挙を遂げられ、また独立後、初めての個展を銀座もとじの「ぎゃらりー泉」にて開催させていただきました。いつも「お召しになる方と“赤い糸”でつながっていることを想いながら」制作をされていると仰る澤田さん。ご自身でデザイン、型紙彫りから手がけられ、みずみずしい感性と、職人として20年間磨き上げた手技で、大人の女性の可愛らしさを引き出す素晴らしい作品を作り上げています。
※澤田麻衣子さんについてはぜひこちらもお読みください
次世代を担う作家紹介 第1回:型絵染作家・澤田麻衣子さん
型絵染作家・澤田麻衣子さんに聞く~ものづくりの心に迫る5つの質問~
応援団長 店主・泉二とのミニ対談~泉二 × 澤田麻衣子さん~
【作家紹介】澤田麻衣子
プラチナボーイについて
【プラチナボーイ】は37年かけて日本の研究者が開発した、世界で初めてオスだけの繭から作られた特別な絹。銀座もとじが繭からプロデュースし、すべての商品に作り手たちの詳細を記し、履歴のわかる“純国産”のものづくりを進めています。2015年には『農林水産大臣賞』を受賞。その開発から、養蚕、製糸、染織、着物につくられるまでを追ったドキュメントは一冊の本『天の虫 天の糸』に綴られています。
【銀座もとじの挑戦】プラチナボーイ
【和織物語】プラチナボーイ物語「天からの贈りもの」
【お手元確認サービス】ご自宅でご覧になりませんか
プラチナボーイのほどよい光沢感や、お手持ちの着物や小物との相性など、画面上だけでなく、お手に取って頂けるとご実感頂けると思いますので、「お手元確認サービス」もお気軽にお申しつけください。
※注文手続き画面の備考欄に「手元確認希望」とご記載ください。仕立て前にご自宅でご確認いただけます。
>>「お手元確認サービス」とは