五代 田畑喜八がプラチナボーイに染め上げた「令和に甦る寛文小袖」
田畑家は江戸時代から御用御誂え染師として、常に時代の先端で独自の美意識を確立しながら最上流のご婦人方のお召し物を誂えてきました。
2023年、五代 田畑喜八氏が、田畑コレクション「白綸子地松竹梅文字散模様匹田縫小袖」(江戸前期)を元に、『令和に甦る寛文小袖』として新たに染め上げました。 制作過程は、NHK WORLD放送のドキュメンタリー番組でも取材され、プラチナボーイに染め上げていただき銀座もとじ店主 泉二啓太も取材いただきました。
※ドキュメンタリー番組『FRONTRUNNERS』での五代 田畑喜八氏特集についてはこちらから
>>動画(英語)は期間限定で閲覧可能。日本語訳をこちらのページの下部でご紹介しています
五代 田畑喜八氏が、江戸と令和の時代を超えて貫かれる至高の美を、銀座もとじが繭からプロデュースしている純国産の絹地「プラチナボーイ」に染め上げました。五代 田畑喜八氏の感性と技術を通し、小袖が令和に花開いた逸品です。
※サブ画像にて、江戸時代の寛文小袖と2023年制作された新作を並べて展示した様子や、工房でのデザイン画をご紹介しています。ぜひご覧ください。
【作家産地】「五代 田畑喜八」
【和織物語】「着る人と完成させる模様染め - 五代 田畑喜八の世界」
プラチナボーイについて
【プラチナボーイ】は37年かけて日本の研究者が開発した、世界で初めてオスだけの繭から作られた特別な絹。銀座もとじが繭からプロデュースし、すべての商品に作り手たちの詳細を記し、履歴のわかる“純国産”のものづくりを進めています。2015年には『農林水産大臣賞』を受賞。その開発から、養蚕、製糸、染織、着物につくられるまでを追ったドキュメントは一冊の本『天の虫 天の糸』に綴られています。
【銀座もとじの挑戦】プラチナボーイ
【和織物語】プラチナボーイ物語「天からの贈りもの」