勝山さと子さんの現代の街並みに似合うセンスが魅力的な西陣織九寸帯です。
【勝山さと子さん コメント】
「チベット段文」
こちらは父が図案の職人さんに頼んで描いていただいた柄をアレンジしました。刺繍のステッチのようなどこか温かみのある柄行きに、紬を使うことでさらにほっこりとした風合いに仕上げております。色数も多く、カジュアルなお着物によく合います。
こちらは薄ベージュ地に、ねず、墨焦茶、薄茶、紺、緑、赤紫の落ち着いた多彩が印象的な異国の風情たっぷりな段模様です。刺繍のようなおだやかな立体性がお洒落で、あたたかみのある雰囲気に仕上げられています。
風合いは、さらりと品の良い肌触りですので、単衣、袷に長く楽しんでいただけます。
普段使いの小紋や織着物から、雰囲気の合うお洒落系の付下げにも楽しめます。
コンサートや美術館巡り、洋装のご友人との食事会へ。
勝山さと子さんについて
京都西陣・勝山織物、現四代目となる勝山嘉夫氏の長女として生まれ、五代目となる兄・勝山健史氏の究極のものづくりを傍らで体感しながら審美眼を養ってこられました。
同世代の女性の声に耳を傾け、大人が楽しむきものライフを「上質なきもの」に込めて、 2017年に新たにブランドを立ち上げました。
現代の生活に溶け込む、華やかで存在感のある着物や帯、コート地などを中心にものづくりを展開されています。
【作家産地】「勝山さと子」ご紹介