日本工芸会正会員、手描き友禅作家・四ツ井健さんの帯作品のご紹介です。
亀甲文に花をあしらったデザイン。花びらを見ると、ところどころひるがえったような表情になっていてさりげなくお洒落です。
素材は塩瀬よりもしっかりとした風合いで、艶のある生地風は高級感があります。
洗練されたモダンな構成にシャープな印象。古典とモダンが協演する、 四ツ井健さんならではの大人の遊び心を感じさせる作品です。
四ツ井健さんプロフィール
1962年、石川県金沢市生まれ。金沢市内の工房で、伝統的なもち米による手描き友禅染の全工程を一人で手がける。グラフィックデザイナーを志しデッサン教室へ通っていた10代の頃、友禅工房で出会った師のもと10年余りの修行時代を過ごす。元メーキャップアーティストでファッションへの造詣の深かった師の「着物はファッションである」という言葉は今もデザインの根底にある。現在、 日本工芸会・石川支部「染織」部会長。
【泉二の一口対談】四ツ井健さん×店主 泉二
弊店40周年への四ツ井健さんからのメッセージ
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