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銀座もとじ
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商品詳細

概要

絣の可能性を求め、組織織と組み合わせた
絣文様の創造と新たな挑戦

■「鈴木典子の織―絣の可能性を求めて」
会期:2025年9月12日(金) ~15日(月祝)
>>作品一覧

銀座もとじ初となる鈴木典子さんの作品展を開催いたします。
幼少の頃より日本画や日本刺繍などの和文化に触れ、「色糸の美しさ」に惹かれて織の道へ。重要無形文化財「紬織」保持者・ 佐々木苑子氏の一番弟子の一人であり、絣と組織織を組み合わせた独創的な絣文様は唯一無二の美しさです。
工芸展受賞作品や入選作品に加え、最新作も一堂にご紹介いたします。


こちらは【第65回日本伝統工芸展(平成30年度) 入選作品】です。
工芸展出品作品は、作家の思い入れが別格です。鈴木典子さんの入魂の逸品、独特の世界観を存分にご堪能いただける作品です。

>>日本工芸会ホームページでも入選作品として掲載されています(外部リンク)


【鈴木典子さんより初個展に向けたメッセージ】
この度、銀座もとじさんにて初個展を開催していただけますこと、たいへん嬉しく感謝しております。
初めて機に向かった時のワクワクと無我夢中の時を経て、先生方はじめ多くの方々のおかげで、振り返ると半世紀が経っておりました。
日々、糸に触れながら、絵絣の表現を追い求め機に向き合って参ります。
絵絣に思いを込めた織りの歩みをご覧いただけましたら幸甚です。
鈴木典子

【作品についてのコメント】
■紬織着物「陽炎」
第65回日本伝統工芸展(平成30年度) 入選作
「夏の揺らぐ空気、頼り無いものを感じて」
素材:紬 絵絣 経絣
草木染料:桜 コチニール インド藍 茜 栗 槐

鈴木典子さんにつきましてはぜひこちらをお読みください。
著者:外舘和子(多摩美術大学教授・工芸史家)
>>【和織物語】「鈴木典子の織―絣の可能性を求めて」


鈴木典子さんについて
1953年東京都生まれ。幼少の頃より日本画や日本刺繍に触れ、東京クラフトデザイン研究所にて織を専攻し黒沢信雄氏に師事。卒業後は同研究所の助手を務めたのち、重要無形文化財「紬織」保持者・佐々木苑子氏の工房で研鑽を積まれます。
植物染料による糸染めを行い、絣と組織織を組み合わせた独自の織表現を探求。
その作品は、自然の風景や音楽、文学などから着想を得た詩情あふれる構成と、やわらかな色彩に特徴があります。日本伝統工芸展、日本伝統工芸染織展、東日本伝統工芸展などに多数入選。2020年「紬織着物『遥か』」で奨励賞・京都新聞賞受賞。現在は日本工芸会正会員として、東京・渋谷の自宅兼アトリエにて制作を続けていらっしゃいます。

年譜
1953年    東京都生まれ
1976年    東京クラフトデザイン研究所織専攻科卒
1976年~79年 同研究所 織科助手として勤務
1978年~80年 佐々木苑子氏に師事(現重要無形文化財保持者)
1981年~83年 伝統工芸武蔵野展 入選
1983年~   黒沢信雄工房展に参加数回(渋谷西武デパート他)
1984年    第24回伝統工芸新作展 (現東日本伝統工芸展)入選1985年~86年 佐々木苑子氏の工房に通う
1988年    京都新人染織展 入選
1989年    「染織四人展」銀座渚画廊
2008年    第20回 全国染織作品展 奨励賞
2010年    第50回 日本伝統工芸展 和楽賞
2011年    第45回 日本伝統工芸染織展 初出品 初入選
2012年    第59回 日本伝統工芸展 初出品 初入選
2015年~   佐々木苑子 重要無形文化財「紬織」伝承者育成研修会 助手を務める
2016年    (公社)日本工芸会 正会員認定
2018年    第58回 東日本伝統工芸展 根津美術館館長賞
2020年    第54回 日本伝統工芸染織展 奨励賞 京都新聞賞
2025年現在  渋谷区自宅にて制作

>>【作家産地】「鈴木典子」作品/記事一覧

素材
ピンク、藍、白、緑
仕立て
性別
男女
生地巾
(外巾)約9寸7分(約36.7cm)
納期
寸法確定後約40日~ ※要相談

提供

商品番号: 1010204286
【9月 鈴木典子展】【第65回日本伝統工芸展(平成30年度) 入選作】
紬織着物 草木染「陽炎」
鈴木典子
お仕立て有り価格(税込):
通常価格: 1,300,000円
お仕立て無し価格(税込):
通常価格: 1,200,000円
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