(写真奥)九寸名古屋帯「松竹梅文」 430,000円 (写真手前)プラチナボーイ九寸名古屋帯「七宝垣に桜文」 480,000円 ※すべて税・仕立て代込
1825年創業以来、主に公家や武家を中心とした上流階級の奥方、姫君の衣裳を承り、田畑家に伝わる「華主」、すなわち着る人が主人公という「おあつらえ」の精神で今様の美を染め上げています。その礎にあるのが、田畑家秘蔵の貴重な染織コレクション。友禅の本流の美を見つめながら、五代 田畑喜八氏が季節を愛でる心で染め上げた訪問着、付下げ、小紋、帯が豊かに揃います。この度の記念展特別作品である、田畑コレクションから令和に蘇らせた訪問着と帯は渾身の作品です。
田畑家が誇る「茶屋辻染め」、藍の濃淡、摺疋田、縫い箔の美しさ、五代 田畑喜八の美意識を惜しみなく注ぎこみました世界をどうぞご堪能ください。
※オンラインショップでは随時作品入荷予定です。
会期:2025年12月5日(金)~7日(日)
場所:銀座もとじ 和染、オンラインショップ
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ和染 03-3538-7878
(電話受付時間 11:00~19:00)
五代 田畑喜八氏のご紹介

お召しになる人が「華主」。
藍彩の美しさ際立ち、品格あふれる茶屋辻模様。
着る人が「華主」。お召しになる女性が「華の主」として一番美しく輝いて見えるように最大限の力を尽くしてものを作る。それが自分の仕事と言い切る五代 田畑喜八さん。 京友禅を手掛ける染屋として、田畑家では「藍の濃淡・摺疋田・縫い箔」を得意としてものづくりをされ、中でもライフワークとして手がける“茶屋辻染め”は独特の藍彩の美しさが際立ち、伝統的な古典文様を個性的に演出した品格のある粋を感じさせる出色の作品です。江戸時代から大切に使い続ける「藍の墨棒」で加筆することで図柄に陰影を添え、藍の濃淡を基調とした気品あふれる、格調高い、優雅でありながら芯に力強さのある着物を作り上げます。
銀座もとじ和染 2011年、2013年、2015年、2018年、2020年、2022年、2023年個展開催
五代 田畑喜八氏 略歴
1935年 京都府に生まれる
1959年 早稲田大学第一文学部美術専修卒業
1961年 京都市立美術大学日本画科終了
同年 田畑染織美術研究所入所
1971年 株式会社田畑染織美術研究所設立
1995年 五代田畑喜八襲名 代表取締役社長就任
2000年 伝統工芸品産業功労者褒賞
2006年 旭日双光章 受章
2011年 文化庁長官表彰受賞
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2020年のインスタライブ配信動画を公開中
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名古屋帯
袋帯
紬・綿・自然布
小紋・江戸小紋
訪問着・付下げ・色無地ほか
浴衣・半巾帯
羽織・コート
肌着
小物
履物
書籍
長襦袢
小物
帯
お召
小紋・江戸小紋
紬・綿・自然布
袴
長襦袢
浴衣
羽織・コート
額裏
肌着
履物
紋付
書籍



