名物裂の角帯です。
茶の湯の世界では、わび茶の大成者である千利休など著名な茶人が名品と認めた道具を名物(めいぶつ)と言いますが、名物裂(めいぶつぎれ)とは、これらの茶器の仕覆や袱紗などに用いられた裂のことです。これらの多くは、貿易品として鎌倉時代から江戸時代初期に中国経由で日本にもたらされた、インドの更紗や東南アジア諸国の染織品の影響を強く受けています。
名物裂ならではの落ち着いた品の良さは、時代の流行りすたりもなく、長くお持ちいただく一本としてふさわしい佇まいがございます。ご年代も、シーンも問わずお楽しみいただけます。
お召、小紋、紬、袴下にもおすすめです。
目上の方との会食にも安心してお締めいただける一品です。