もりやすつぐ 森康次 刺繍
日本工芸会正会員
ものをよく見て、その命のありようを「形」にする。
日本刺繍で表現する生命の美しさ。
日本刺繍で表現する生命の美しさ。
京都上賀茂に工房「アトリエ森繍」を構える森康次さん。1946年、京都市中京区に生まれ、刺繍を生業とする「ぬい屋」の長男として15歳で家業に従事。当時の刺繍の役割はあくまで友禅へのあしらい的なものでしたが、次第に刺繍を主役にした作品を創作したいという気持ちが大きくなり、写生や水彩画の勉強を始められます。「ものをよく見て、その命のありようを『形』にする」――よく口にされるこの言葉には、「五感で感じた、形になりにくいものを形にしたい」という想いが込められています。また、色についても同様に「何色と一言で言えないくらいの色が綺麗だと思う」と仰います。刺繍の色糸はすべて森さん自らが染められ、工房にある糸専用の引き出しには夢のように美しいグラデーションを描いて2500色以上の糸が整然と並んでいます。刺繍糸の色や明度を抑えた穏やかで優しいきものづくり。纏う人のことを一番に想い、決して目立ちすぎない上品なきものは時代に左右されない真の魅力があります。
銀座もとじ和染 2012年、2014年、2015年、2016年、2018年個展開催
2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品
1946年 京都市中京区に生まれる
1961年 家業である「ぬい屋」と呼ばれる刺繍業に従事
1966年 和装デザイナー 松尾馨氏に師事
1974年 日本画家 桑野むつ子氏に師事し写生と水彩画を習う
1975年 京都市伝統工芸技術コンクールに出品 以後、様々な公募展に出品し、受賞
1989年 日本伝統工芸会の正会員の認定を受ける
現在 社団法人 日本工芸会正会員 アトリエ森繍 主幹
1961年 家業である「ぬい屋」と呼ばれる刺繍業に従事
1966年 和装デザイナー 松尾馨氏に師事
1974年 日本画家 桑野むつ子氏に師事し写生と水彩画を習う
1975年 京都市伝統工芸技術コンクールに出品 以後、様々な公募展に出品し、受賞
1989年 日本伝統工芸会の正会員の認定を受ける
現在 社団法人 日本工芸会正会員 アトリエ森繍 主幹
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