輪出し絞りによる、高級感のある絞り染めの帯揚げです。
輪出し絞り(りんだししぼり)は一般的な絞りと比べて、ひと手間もふた手間もかかる複雑な絞りの伝統技法です。
柄を白く残す帽子絞りの逆(逆帽子絞り)のことで、柄のまわりをビニール等で包んで絞り、染めたい柄部分だけを出して染めるという、大変高度な職人技が求められますので、絞り染の帯揚げの中でも高級品とされています。
輪郭から染める部分を外に出して絞るので、「輪出し絞り」という名称で呼ばれています。
こちらは、どちらもニュアンスカラーを薄っすらと淡く染めた地色に、三色の花柄を絞りで飛ばしたデザイン。それぞれの色合わせがなじみよく、装いに合わせやすい雰囲気です。
生地も凝っていて、紐が優雅に舞うような紋織地を使用しています。紐にはところどころ結び目もあり、とても表情豊かで素敵な生地です。
小紋や織着物に。
古典的な愛らしさは、お正月や観劇などへ、いつもの装いを和のシーンになじみよく演出したい日にもおすすめです。
画像左から
1570226684:藤ねず地×藍ねず/ねず/灰梅
1570226685:水色地×灰紅/墨/灰茶
1570226683:アイボリー地×紫濃淡/藤
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