【銀座もとじ限定品】
江戸時代の大島紬の制作工程をモチーフとしたオリジナル長襦袢が染め上がりました
>>「南島雑話」一覧
「南島雑話」をモチーフに、銀座もとじオリジナル長襦袢を制作しました。
「南島雑話(なんとうざつわ)」は、幕末の薩摩藩士・名越左源太(なごや さげんた)が著した、奄美大島の地誌の総称です。
左源太が嘉永3年(1850年)から5年間の奄美遠島中に、江戸時代の奄美大島の人々の衣食住、生業、動植物、冠婚葬祭、信仰、伝説、風土などを詳細に観察、それをイラスト入りで記録した民俗・博物誌。幕末期奄美の暮らしを知ることができる貴重な記録です。
その名称は総称で、『大嶹竊覧(だいとうせつらん)』、『大嶹便覧(だいとうびんらん)』、『大嶹漫筆(だいとうまんぴつ)』、『南島雑記』、『南島雑話』の計5冊があります。
そのうちの一つ「大嶹便覧」には、大島紬の製造方法が記録されています。
木に登り桑葉を採り、養蚕した籠いっぱいの繭、その繭から真綿を作り、糸を紡ぎ、手括りで絣糸を作り、機織りをするまでの工程が表現された時代性豊かなイラストをモチーフに、こちらの長襦袢を創作しました。
大島紬に合わせれば最高の物語を纏う装いに。
お色目は3色。
茶ねず地に墨黒は、泥大島に、
薄ねずに紺は、藍大島に、
灰桜地に赤茶は、大島紬の染料であるテーチ木(車輪梅)のイメージで色出ししました。
生地巾は2種類。
「並巾1尺」と、裄の長い方用に「広巾1尺4分」をお作りしました。
大島紬にはもちろんのこと、紬や小紋、綿着物のカジュアルな装いに。
江戸時代の着物のものづくりを表現した長襦袢として、話題に楽しんでいただけることでしょう。
ついチラリと見せたくなる、裏勝りのお洒落をぜひお楽しみください。