【きものsalon 2023年秋冬号掲載】
銀座もとじから今号も多数の着物や帯を掲載いただきました。
編集者が厳選した旬のコーディネートやお品をご紹介します。
《38-39ページ誌面より》
【佐渡裕さん着用】
パートナーときものを楽しむ日に品格を粋に纏う男の主役きもの
シャリ感のある縞の紬を単衣で着る秋口の洒落着
「きもので聴きに来てくださると演者は嬉しいものですね。」
「身長185cm、背の高い欧米の演奏家たちの中でも颯爽と燕尾服を着こなし、マエストロとしての華がある佐渡さんですが、こちらの大柄な縞模様のきものもよくお似合いです。グレー、青、黒を絶妙なバランスで縞に織り出し、無地部分にもさりげなく織りの地紋を感じさせる、大胆な中に繊細さも宿したきもの。工芸作家・平山八重子さんの作品です。シボ感のある軽やかな手触りの手もみ絹上布の羽織を合わせて。」
メディア掲載品は特別価格でご案内しています。ぜひこちらもご覧ください。
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《作品コメント》
平山八重子
【プラチナボーイ】草木染 紬「一期一会」(広巾)
似合うを少し越えた装いを、、、。
勇気を出して冒険する。
いつもと違うけど何か素敵!
そんな意外性って楽しいです。
着物を通して新しい自分に成る為にお客様とそんな出会いもしてみたい。
こんなに強い縞を織ったのは初めてです。 広幅なので、ブルーとグレー、お顔写りも確認いただき、どちらかお好きな色をメインにお仕立ていただければ、素敵な着姿になると思います。
【作家産地】「平山八重子」のご紹介
プラチナボーイについて
「プラチナボーイ」は37年かけて日本の研究者が開発した、世界で初めてオスだけの繭から作られた特別な絹。銀座もとじが繭からプロデュースし、すべての商品に作り手たちの詳細を記し、履歴のわかる“純国産”のものづくりを進めています。2015年には『農林水産大臣賞』を受賞。その開発から、養蚕、製糸、染織、着物につくられるまでを追ったドキュメントは一冊の本『天の虫 天の糸』に綴られています。
【銀座もとじの挑戦】プラチナボーイ
【和織物語】プラチナボーイ物語「天からの贈りもの」