「丹波布展 ~かわらない美しさ~」《終了しました》
会期:2023年2月10日(金)~12日(日)
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豊かな風土が織りなす、丹波布のかわらない美しさに魅せられる人は多い。
染料は村の周辺で手に入る植物に由来し、藍に加えて、茶色の染料は里山に自生する栗の皮やハンノキの樹皮など、黄色はコブナ草やヤマモモの樹皮で染められる。
受け継がれる伝統の技は注ぎ続けてきた情熱の証。新作の着尺や八寸帯、角帯を一堂にご紹介いたします。
コーディネートについて
【丹波布】紅型帯で骨董巡りへ
丹波布の着物は単衣仕立てで楽しむ綿素材ですが、生地がしっかりしているので春先から楽しめます。着る度に、生地の風合いがやわらかに、草木染の色味の味わいが増し、経年美化を堪能できる着物です。
紅型帯とのコーディネートは、民芸性豊かなもの同士で相性が良く、柄×柄のバランスもお洒落に着こなせます。
骨董巡りや美術館へ。
丹波布について
柳宗悦氏と上村六郎氏が復興させた幻の木綿布「丹波布」。 手紡ぎ、草木染め、手織りの技法を守りながら、豊かな風土が織りなす、ざっくりとした風合いは「静かな渋い布」と称され愛され続けています。 この受け継がれる伝統技は、作り手が注ぎ続けてきたものづくりへの情熱の証です。
経緯ともに手紡ぎの木綿糸で織られた中に、緯糸の一部に絹糸(つまみ糸)を含めることで風合いをしなやかに仕上げた丹波布。民藝性豊かで懐かしさのある織表情は手にするだけでほっこりとした気分が楽しめます。
心も身体もほぐれる大人の休日に、
着る度に心が温まる上質なリラックススタイルをお楽しみください。
【作家産地】「丹波布」ご紹介
【YouTube】丹波布が生まれる風土や工房の様子をご紹介(約3分)
【YouTube】2020年イラズムス千尋さんにものづくりのお話を伺いました