【11月催事】「型絵染 長沢碧 初個展~瞳の奥に描かれた景色~」《終了しました》
会期:2021年11月12日(金)~14日(日)
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着物はお召しになる方々の数だけ美しい組み合わせがあるように思います。
自然を見た時に感じたトキメキや美しさをぎゅっと詰めて、作品一つ一つ、心を込めて制作いたしました。
挑戦の場、一人でも多くのお客様にお目にかかり、学ばせていただきたいと願っております。
長沢碧
初個展を迎えるにあたり、長沢碧さんに今のご心境をお聞きいたしました。
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コーディネートについて
大人の女性が、たまには可愛らしく遊んで。
シックな色の着物に合わせたら、年齢の幅も広がります。
春を待つ楽しみな1本に。
【作家コメント】
帯作品名:「ハルモニア」
金沢の冬、雪は粉砂糖のように舞い、とても幻想的です。
雪が降ると音も全て吸収されて、世界が眠ったように感じます。
訪れる春に芽吹く植物はとても生命力に満ち溢れているだろうという希望を込めています。
「ハルモニア」は調和の意味でつけています。様々な形の春の訪れがあるけれど、私たちが春と感じられる同じものがあるのです。
冬の静かな朝は幻想的ですが、雪で車が出せなくなるので急いでスコップ持って駐車場に走っていました。
長沢碧さんについて
1991年千葉生まれ。2013年に女子美術大学芸術学部工芸科を卒業、同大学院に進み工芸研究領域染コース修士を修了する。2018年金沢卯辰山工芸工房を修了。型染の技法を中心に、作品の制作・研究を行う。女子美術大学在学中に型染を学び、金沢にて友禅染を取り入れた作品を展開する。2021年現在、東京都にて制作活動中。
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【対談】「長沢碧さん×銀座もとじ」
「ぎゃらりー泉」とは
女性のきもの専門店「和織」と「和染」の扉の間にもうひとつ、「ぎゃらりー泉」と書かれた扉があります。この扉は、いつか未来を担う作り手に出会えたら、この扉を開いて羽ばたいていって欲しいと、店主泉二が「和織・和染」の開店時より設えていました。 「ぎゃらりー泉」は、才能がありながら染織の世界を離れていく作り手を目の当たりにしてきた店主泉二の長年の夢でもありました。これからの日本の染織界で活躍が期待される可能性を秘めた作り手に光を当て、作品発表の場を提供したいという思いから造られました。 2017年、運営が始まり、「ぎゃらりー泉」で初個展を開催。 染めや織りの作家としての一歩を踏み出された皆さんは、お客様の応援をいただきながら、その後も確実に着実に活躍の場を広げられています。