妹尾直子さんのタパ素材の角帯です。
「タパ」とは、樹皮を叩きのばしてつくる樹皮布のことです。
妹尾直子さんは、1980年京都市生まれ。2002年京都芸術大学卒業後、福井県の越前和紙工房で手漉き和紙作りに従事され、2008年に染織を学ぶため沖縄に移住。その後、和紙と織りの両表現を深めるため、紙布作家・桜井貞子さんに師事。茨城県に移住し紙布の制作をされています。
パプアニューギニアでタパと出会い、オセアニア美術に造詣の深い福本繁樹氏や福本潮子氏に指導を受け、タパの帯作りを始められました。
ご自宅ではカジノキとコウゾを栽培。自ら収穫して、表面の黒皮を刃物でとり、白皮にして保存。その樹皮を何度も叩いて4-5倍に広げるたものを、繋ぎ合わせて、角帯の長さにして張り合わせて作られたのが、こちらの作品となります。
自然味あふれる独特の素材感は、目にも肌にもプリミティブな味わいを楽しませてくれます。
滑らかでしなやかな風合い整えられた樹皮の角帯は、手で触れ、身体に締める度、自然の力に包まれるような心地よさがあります。
通年用の帯として、紬や綿、夏の浴衣などカジュアルな装いにお楽しみください。