ご注文・お問い合わせはこちら(11:00〜19:00) 03-5524-3222
銀座もとじ
EN

商品詳細

概要

モードの感性と、伝統技術
その両方を自らの経験として深く体得した
坂野慶子さんだからこそ生まれる日本刺繍

日本刺繍 坂野慶子 初個展
会期:2026年10月23日(金)~25日(日)

>>作品一覧はこちら

この度は、十二年にわたる歩みの中で生まれた作品を発表する機会を賜り、深く感謝しております。容易ではないからこそ、一針一針を丁寧に、美しく刺す大切さを学びました。先生方へのご恩を胸に、技法を探り、さまざまな歴史や文化にふれながら培った感性を重ね、心に響く「繍」を求めて制作しています。絹糸の豊かな色彩と、一針ごとに生まれる趣を感じていただけましたら幸いです。
坂野慶子


日本刺繍作家 坂野慶子さんの九寸帯作品のご紹介です。

坂野慶子さんは、1975年石川県加賀市生まれ、滋賀県育ち。京都市立芸術大学にて「織」を専攻し、卒業後はアパレルのコレクションブランドなどで洋装の刺繍デザインと制作に12年間従事。その後金沢へ移住。2015年より加賀刺繍の工房で8年間修行。2024年に日本刺繍作家として独立されました。

モードの世界で培われた感性と、日本刺繍の伝統技法。
その両方を自らの経験として深く体得した坂野さんだからこそ生まれる日本刺繍は、伝統を受け継ぎながら、現代の感覚が息づいています。

工房名は「蘂工房(しべこうぼう)」。その由来は、花の中心の「蘂(しべ)を入れる」という行為の時にあらわれる一針に集中する心を常にもち制作したいというもので、ご自身でもいつもこのことを意識するようにと名付けられました。

坂野さんの刺繍の魅力は、配色への熱い想い。そして一針一針が大変美しく均一であること。今の色彩感覚、時代感覚を世の中から感じとるのが若い時から特技で、地色とそれにぴったりと合う刺繍色のバランスを何色も見比べながら納得するまで追及し、最も共鳴する配色で表現されています。

図案のインスピレーションは、旅先や自然、クラシカルなものは古裂など、強く感動したものから。その中でも、きっとよくなると感じられたものだけを、さらにはご自身でも着物をお召しになる坂野さんだからこそ自分が着たいと思える境地のものだけを図案として選び、作品へと導かれています。

2026年9月半ば、初個展に向けて坂野さんの工房「蘂工房」を訪ね、お話を伺いました。
刺繍との出会いから、モードの世界で培った美意識、加賀刺繍での8年間の修行、そして一針に込める思い。これまでの歩みと、ものづくりへの思いについて、ぜひこちらをお読みください。
>>【インタビュー】坂野慶子さんに聞く 刺繍との出会い、伝統との出会い、そしてこれから


【坂野慶子さんからのコメント】
■九寸名古屋帯「七宝輪くぐり文」
変容の可能性を無限に秘めていると思い、以前より度々つくっている七宝の図案ですが、今回は七宝の輪に七宝がくぐる模様をイメージの中心にしながら、全体に連なる七宝の一つ一つにも、ぬいきりでしっかりと刺す部分と菅ぬいで空いた表現の2種類の面積のグラデーションもつけて、色彩や面積比のグラデーションで深みを楽しめる七宝の連続柄を図案にしました。水色地とベージュ地(別作品)で異なる仕組みでグラデーションをつけているところも、楽しんでご覧いただけますと幸いです。


繍技:菅ぬい、くりまぜ暈し、金糸くりまぜ撚り、もじりぬい、まついぬい
配色:水色地、水色濃淡、薄ねず濃淡、極わずかに銀糸
素材:塩瀬


【作家産地】「坂野慶子」記事/作品一覧

素材
絹
色
水色地、水色濃淡、薄ねず濃淡、極わずかに銀糸
仕立て
袷
性別
女性
柄付
太鼓
納期
寸法確定後約20日

提供

商品番号: 1310314183
【10月 坂野慶子展】
日本刺繍 九寸名古屋帯「七宝輪くぐり文 水色」
坂野慶子
お仕立て有り価格(税込):
通常価格: 550,000円
お仕立て無し価格(税込):
通常価格: 533,000円
手元確認サービスとは
※1点限りのため、先着順にご紹介させていただきます。売り切れの際はご容赦ください。

その他の商品