空間性豊かな構図に躍動感あふれる鳳凰が舞う、味わい深い個性が魅力的な佐久原俟子さんの紅型帯です。
佐久原俟子さんは1947年生まれ。大城紅型工房にて大城貞成氏に師事。1976年に、照屋和子さんと共同で「染さくはら」を設立。沖縄県首里に工房を構え、制作活動をされています。
雲取に牡丹をあしらい、その合間を飛び交うように彩り豊かな鳳凰が舞う華やかなデザイン。深味のある色選びも存在感があり、柄、色のコントラストともに大変印象的な帯姿を楽しめる一本です。
素材はさらりとした紬素材で、単衣から袷まで長く楽しんでいただけます。
紬、綿着物に。
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