こちらは2025年冬号の雑誌にて、静物撮影で掲載予定のお品です。
誌面では、付下げに、ふたつの袋帯で着回し術としてご紹介。
寒色系でクールな袋帯と、さりげない柄で煌めきを添える袋帯の装いを掲載いただける予定です。
滋賀喜織物は「100%手機(てばた)」のみのものづくりをされている、京都西陣の中でも唯一の機屋です。
手機(手織り)にこだわり続けるからこその別格の違いは「織柄」「風合い」の上質さにあります。
織りの自由度が高い為、1つの帯の中にいろいろな組織を入れることが可能となることで、機械織の帯では実現できないような高度で自由な柄行を表現することができます。また、滋賀喜織物の手機の帯は、一般的な帯よりも細い糸を使用することで、同じ帯幅に緯糸を多く織り込むことが可能となり、生地が身体の曲線にフィットする極上の柔軟性を兼ね備えることも大きな魅力です。
こちらは、滋賀喜織物ならではの「箔糸」の奥深い光沢感が、美しい抑揚を醸し出した帯。白地に銀箔がチラチラと輝きを放つ地に、紺、水色、金糸によって浮かぶきりっと美しい幾何学模様が、寒色系でクールな印象。古典文様をモダンにアレンジした、洗練されたセンスが楽しめる意匠です。
訪問着、付下げ、色無地のフォーマルから、織絵羽に合わせてドレス感覚として。
ベースは古典柄でありながらも現代的な香りを漂わせるのはまさに滋賀喜織物ならではの表現力のセンスの良さ。織質の良さだけでなく、フォーマルの帯姿にも個性が演出される意匠性に人気があります。
お洒落上級者の大人の上質な社交着として。
古典、モダン、どちらの着こなしにも相応しい洗練された意匠。
特別な観劇、ホテルでのパーティー、オペラやクラシックコンサートへ、最高のフォーマルを演出します。
手機にこだわる西陣唯一の機屋、滋賀喜織物の確かな帯。代々受け継ぐ逸品として終生ご愛顧いただきたい逸品です。
【作家産地】「滋賀喜織物」のご紹介