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銀座もとじ
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商品詳細

概要

2023年7月 人間国宝認定
祝嶺恭子作 首里織の振袖作品
浮織による豊かな奥行きと力強い存在感

■「沖縄染織展〜風を織り、光を染める〜」
会期:2025年9月1日(月) ~30日(火)
>>作品一覧


2023年7月、祝嶺恭子さんは重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。


祝嶺恭子さんの大変希少な「振袖作品」のご紹介です。
落ち着いた深みのある茜色の美しさ。その上に織り出された小さな緯浮花織は、作品名の通りまさに「蛍」の灯りのよう。黄、緑濃淡、赤、生成りの色糸で変化をつけることで、蛍の灯りの繊細な動きが表現されているようです。独特のリズムが奏でられ、唯一無二の抑揚を感じさせる作品です。 

織りの力を存分に楽しめる、着姿に迫力を演出する逸品です。
祝嶺恭子さんの世界をぜひこの機会にご満喫ください。


祝嶺恭子さんについて
那覇市に生まれ、高校卒業後にデザインを学ぶために進学した東京の女子美術大学で、迫力のある沖縄の工芸に心を奪われたことが染織との出会いとのこと。東京の人が沖縄の染織を学んでいる、ならば沖縄生まれの自分こそ学ばなければと、染織家・柳悦孝氏に師事し染織の世界へ。 大学卒業後は染織科の教師を務めながら自身の制作活動、さらに国内外に保存された琉球の染織品の調査・研究に取り組むなど織物の研究を重ねられます。戦争などで多くが失われた沖縄の織物の再現、技術の伝承などに尽力され、2023年7月に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
【作家産地】「祝嶺恭子」のご紹介


首里織について
約500年にわたる琉球王府時代の首都・首里。その地で培われてきた首里の織物は、貴族や士族など高い身分の人々のための衣裳として作られ、美しく格調高い織物が創作されてきました。 戦後、一度はその伝統が途絶えそうになったことがありましたが、宮平初子さんが復興に努め、復活。現在、首里の織物は七種類(首里花織、道屯織、花倉織、諸取切、手縞、煮綛芭蕉布、花織手巾)の技法が伝えられており、それらを総称して首里織と呼びます。中でも花織と絽織りを交互に織り進める「花倉織」と経糸を浮かせて織る「道屯(ロートン)織」は首里織を代表する織物として知られ、王族専用とされていた華やぎと気品をたたえた独特の美しさが魅力です。 素材は絹糸を主に、綿糸、麻糸などの天然繊維を用いて、染料は琉球藍、福木、渋木、紅露などの植物染料が使われます。
【作家産地】「祝嶺恭子」のご紹介

素材
仕立て
性別
女性
生地巾
(外巾)約1尺6分(約40.1cm)
納期
寸法確定後約40日~ ※要相談

提供

商品番号: 1010204131
【9月 沖縄染織展】
【人間国宝】首里織 振袖「茜地緯浮花織 蛍」(広巾)
祝嶺恭子
お仕立て有り価格(税込):
通常価格: 2,380,000円
お仕立て無し価格(税込):
通常価格: 2,270,000円
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