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一本の糸から 40年の歩み~今こそ 繋がり~ 第3回

私たちの使命は、お客様のお声を作り手へお届けし、作り手の思いをお客様へお届けする架け橋となることです。
心の繋がりを一番大切に、今日に至るまで社会の中の小さな歯車として40年を歩ませていただきました。
今、お客様、作り手の皆様に再び笑顔で出会える日を心から願い、
40年の出会いを振り返ることで、支えていただいた皆様へ感謝の気持ちをお届けさせていただきます。
出会えた作り手の皆様に、「私がものづくりを通してお客様と繋がれたあの日のこと」、思い出を語っていただきました。
是非、お読みいただき、一本の糸から生まれた出会い、そして心の繋がりを感じていただけましたら幸いです。

第3回目は、

荒川眞理子さん(型絵染)
松浦弘美さん (ほら絽織)
澤田麻衣子さん(型絵染)
須賀恭子さん(草木染紬織)
中野史朗さん(和更紗)
和小物さくらさん(小物)
清水晶子さん(帽子デザイナー)

の7名の方からのメッセージをお届けいたします。

作り手の皆様からのメッセージ

荒川眞理子さんのご紹介
女子美術大学工芸学科では染織作家・柳悦孝氏に織りを、染色工芸家・柚木沙弥郎氏に染めを学ばれました。帯を染め上げると和箪笥から御母上より譲り受けたお着物を取り出し、合せて眺め見るそうです。「時代を越えて生きる帯」、「きものを着ることにときめいてほしい」きものを愛する先生ならではのお言葉です。どこか懐かしくて、記憶に残る帯は出会えた人の暮らしの中で生き生きと花ひらきます。

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松浦弘美さんのご紹介
島根県在住の染織作家。25歳から吉田富太郎先生に365日、休みなく教えをいただき、内田カメ先生に織を学ばれ、吉田紘三先生に組織を学ばれました。
「絶対に初心を忘れてはならない、自然をよく見なさい」
「糸ほどまっすぐな怖いものはない」
基本に忠実に、自分に素直に、織り成された菱絽の布はかろやかでどこまでも澄み渡っています。

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須賀恭子さんのご紹介
長野県八ヶ岳や南アルプスを眺める地を拠点に、草木染めによる紬織帯を制作。
宮城県仙台市に生まれ、武蔵野美術大学油絵科を卒業後、沖縄各地の織物産地を巡った後に西表島へ移住。
4年間竹富町でミンサー織を学び、その技術を礎に素材の素である糸も製糸場へ学びに行き、より良いものづくりを目指す。
2018年4月、「ぎゃらりー泉」にて初個展、2020年4月単衣から楽しめる八寸帯の新作発表、5月には毎夏人気の半巾帯を発表。

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澤田麻衣子さんのご紹介
新潟県生まれ。大学卒業後、型絵染を学び京紅型の工房で20年間従事する。
2015年開催、『「きものSalon」と「銀座もとじ」が選ぶ染織大賞』で大賞を受賞
2017年4月独立、それを機に出品した作品・型絵染着物「夏霞」が第51回日本伝統工芸染織展にて初出品・初入選
2017年6月、「ぎゃらりー泉」にて初個展
2019年5月には2回目個展
2019年 第48回日本伝統工芸近畿展 型絵染着物「風雅紫苑」京都新聞賞 受賞
デザイン、型紙彫りから染めに至るまで、みずみずしい感性と、職人として20年間磨き上げた手技で、大人の女性の可愛らしさを引き出す四季折々の作品を作り上げています。

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中野史朗さんのご紹介
1974年千葉県出身
22歳、建築事務所を退職、本物の職人を夢見て染色の道を志し、染工場に12年勤務する。
2008年より伊勢型紙の産地・三重県の白子町へ通いはじめ、伊勢型紙突彫師・内田勲氏と出会い、型彫りを学び技を体得していきます。
内田氏はその懸命な姿に本気を確信し、生涯の恩師となる江戸小紋師・藍田正雄氏をご紹介されました。
2014年独立
2019年3月「ぎゃらりー泉」にて初個展
憧れの恩師から譲り受けた道具に囲まれ、常に師の存在を感じ励まれています。
石川県輪島在住

中野史朗さんからのメッセージはこちら


和小物さくらさんのご紹介
京都を始めとする職人の技や美意識を生かしながら、古典的な和小物や現代のきものの装いを彩る和装小物を創り続けています。
海外での展示会や企業とのコラボレーションでは日本の伝統技術と美しさを独自の審美眼で色濃く表現されています。

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清水晶子さんのご紹介
【帽子デザイナー&帽子職人 清水晶子】
2002年~2006年、フランスでオートクチュールの帽子デザインと製作技術を修得。
アトリエ “マリー・メルシエ”での研修はじめ、“パリ国立オペラ座” 帽子アトリエでは「白鳥の湖」「ロミオとジュリエット」など名作バレエの帽子製作・修復に従事 。
2006年、アトリエ「MICHEL」にて研修開始。シャネル専属の帽子製作の傍「ルイ・ヴィトン」「エルメス」「バレンシアガ」の帽子製作に従事。
帰国後、帽子ブランドSHIMIZUAKIKOを立ち上げる。
2005年 “Chapeaux de l’arc” 2位受賞(フランス)マダムフィガロ主催
2005年 “Ambassade des Catherinettes” 1位受賞(フランス)コンクールオクターフォイユ主催
2008年より一年を通し男性の和装について、生地の風合い、色合い、重ねの色目を学び、
2009年男のきものにて秋冬コレクション発表
2011年よりヴェネツィア在住

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次回第4回は、5/15(金)に公開予定です。

森康次さん(日本刺繍)
湯本エリ子さん(友禅)
犬飼千賀子さん(友禅)
矢野まり子さん(草木染紬織)
前田紬工芸さん(大島紬)
奥順株式会社さん(結城紬)

以上、6名の皆様のメッセージをお届けする予定です。どうぞお楽しみに。


1回目のメッセージはこちら

2回目のメッセージはこちら

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