コーディネートについて
【江戸小紋/しけ引き】海外ゲストを招いてのガラパーティーへ
グループ内の成績優秀者を表彰するコンベンションといった場のプレゼンターの装いとして、黒紋付・色紋付といった礼装ではなく、華やぎと敬意を表すインフォーマル=略礼装はいかがでしょうか。
アレクサンダー大王やジュリアス・シーザー、そしてクレオパトラが愛し、冠位十二階でも最高位の色に位置付けられる高貴な色「紫」でコーディネート。青の持つ誠実さと不変性、赤の持つエネルギーと興奮を融合させた、この最も幸せで暖かい紫の色合いは、人と人を繋ぐ縁(ゆかり)の色でもあります。
着物は、縦にも横にも筋を通す角通しの江戸小紋。男の腰をしっかりホールドする155玉の組紐角帯で、上品ながらも安定感のある着姿を作ります。
フリーハンドで描かれた流れやリズムを生み出す斜めのシケ引き染めの羽織に、貝紫染めの美しい羽織紐で着姿を引き締めました。