こちらは雑誌「きものSalon 2024-25年秋冬号」84ページに掲載されました。
誌面では静物撮影にてご紹介されています。
《84ページ誌面より》
ギャラリーで気映える鍵は
土と草木で染めた紬の温もり感
「気鋭の染色家・山崎広樹さんが宮城県南部に位置する大蔵山の大蔵寂土やそこに自生する草木で優しいオレンジ色に染め上げた紬。彦根更紗に着想を得た名古屋帯を合わせて趣深く。」
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明るい表情で楽しめる更紗柄の九寸帯です。
「彦根更紗」は、彦根藩井伊家の更紗裂のコレクションの総称で、約450点が東京国立博物館に収蔵されています。室町時代から江戸時代初期にかけて渡来した「古渡り更紗」のインド更紗が大半で、大変希少なコレクションとなっています。
こちらは「彦根更紗」のひとつである文様をアレンジした意匠です。えんじ地に裂取りの印象的な構成であしらわれた菱文が、力強い存在感を放ち、更紗らしい味わいと深い趣が楽しめます。前柄の構成も大変個性的でおもしろみある表情です。更紗好きの方に独特の趣味性を存分にご満喫いただける帯と思います。
さらりとした紬素材で、単衣から袷まで長く楽しみやすい生地感です。
紬や綿きものに合わせて。
泥大島に合わせて趣深い装いに、
光沢のあるきれい目な織着物に合わせてすっきりと洗練された雰囲気にも。
力がありますので、絣に力がある織着物との相性も良さそうです。
ぎゃらりー巡り、着物仲間とのランチや買い物へ。