明るい表情で楽しめる更紗柄の九寸帯です。
「彦根更紗」は、彦根藩井伊家の更紗裂のコレクションの総称で、約450点が東京国立博物館に収蔵されています。室町時代から江戸時代初期にかけて渡来した「古渡り更紗」のインド更紗が大半で、大変希少なコレクションとなっています。
こちらは「彦根更紗」のひとつである丸文様をアレンジした意匠です。上品な藤色地に表情豊かな丸文が並ぶ、リズミカルで楽しい表情は、お顔映りもぱっと明るく演出いただけそうです。渋くシックな更紗帯が多い中、品よくきれいめに装える帯ですので、きれい目、大人可愛いセンスがお好きな方にも挑戦していただきやすい更紗帯と思います。
さらりとした紬素材で、単衣から袷まで長く楽しみやすい生地感です。
紬や綿きものに合わせて。
白大島に合わせて爽やかに、
墨黒の結城紬に合わせてきりっと引き締めて。
女子会ランチや美術館巡り、洋装の友人と集うシーンにも。