雑誌・メディアにて着用掲載されたため特別価格にてご紹介します。
※表示価格は【お仕立て込み価格】より【15%OFF】となっております。
こちらは2026年春発売の雑誌掲載予定のお品です。
画像は着尺ですが、現状は仮仕立てとなっております。ご着用には通常の本仕立てが必要です。
メディア掲載品は特別価格でご案内しています。ぜひこちらもご覧ください。
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江戸小紋師・藍田愛郎さんの江戸小紋作品のご紹介です。
藍田愛郎さんは、故 江戸小紋師・藍田正雄さんに師事し、「藍田」の名と技術を継承。日本伝統工芸展の数々の受賞をされ、素晴らしいご活躍を続けていらっしゃいます。 お母様の田中正子さんは藍田正雄さんの一番弟子であり、お母様が染められた藍染めの江戸小紋を成人式に着たことがきっかけとなり入門。親方の藍田正雄さんとお母様の想いを通して受け継いできたものの大きさと確かさは計り知れず、「縞染め」「板引き杢」「深山染」などの技術をはじめ、心技にわたり親方の教えを人生を掛けて自分のものとし磨きあげられています。
お柄は、植物の木賊(とくさ)のように、節のある縞模様「木賊縞」。
色はベーシックな墨黒で、男性、女性、ご年代問わずお召しいただきやすい作品です。
江戸小紋は、普段使いはもちろんのこと、品格を持って装いたい茶席や観劇、会食、家族の記念日や付き添い、仕事上の集まりなど、幅広いシーンに大変重宝します。
単衣、袷、どちらにもおすすめです。
【作家産地】「藍田愛郎」記事/作品一覧は
江戸小紋について
江戸小紋は江戸時代に武士の礼装である裃(かみしも)から発達したものです。参勤交代で江戸に集まる各藩の武士たちが自分たちの藩を象徴するため特定の柄を定めて各藩の「定め柄」としました。
江戸幕府が細かい柄の小紋を武士の公服としたこと、また華美な着物を禁止した「奢侈禁止令」が断続的に発令されたこともあり、各藩が競って微細な柄を求めるようになり、伊勢型紙の彫師、染める小紋師ともに、職人たちの手技は限界への挑戦ともいえるほど高度で卓越したものとなりました。微細な小紋柄を他の小紋と区別して、1955年に重要無形文化財保持者として小紋師・小宮康助氏を指定する際に、 他の小紋と区別をするために「江戸小紋」と呼ばれるようになりました。
【作家産地】「江戸小紋」
彫刻技法4種類について
「突彫り/錐彫り/道具彫り/引(縞)彫り」
【店主・泉二啓太の産地めぐり】伊勢型紙のふるさと、三重県・白子町へ
江戸時代 各藩ごとの「定め小紋」について
【男のきものWEB講座】Vol.35 江戸小紋・武家の裃から発展した技術の粋