矢後直規×銀座もとじ
アートディレクター・矢後直規さんにデザインいただき「銀座モチーフ」のトランプを制作しました。銀座の手土産、ちょっとしたギフトにいかがでしょうか。
時は明治時代
日本一の目抜き通り銀座三丁目に掲げられた一際目を引く大看板。「勿驚(おどろくなかれ)煙草税金三百萬圓」。煙草を商いにするこの店では、店主自ら赤服に身を包み、銀座を馬車で走り回り、広告塔になり、人々の度肝を抜く様々な革新的なアイデアで、【明治の煙草大王】として名を馳せます。彼の名は、岩谷松平。
彼が作り出す煙草は、銀座名物『天狗煙草』と広く知れ渡ります。
時は令和時代
【銀座の名物天狗】と呼ばれた岩谷松平が再び銀座に戻ってきたら、、、。そんな想像を膨らませて、銀座にゆかりのある柳、建築物、そして天狗から着想を得た、『銀座かるた~勿驚これが【トランプ】』を制作いたしました。
このトランプが、新たな銀座名物となることを願って。
矢後直規(Naonori YAGO)
アートディレクター / グラフィックデザイナー
1986年、静岡県生まれ。株式会社SIX。主な仕事は、日本航空系LCC・ZIPAIRのロゴ、シンボル、機体デザイン、制服のディレクションなどのブランド開発。
Roppongi Hills Fashion、Laforet HARAJUKUなどのビジュアルデザイン。矢野顕子などCDジャケット、篠山紀信など写真家のブックデザイン。
2016年ドイツデザイン誌novum、2018年中国デザイン誌 Package and Design Magazine、2020年COMMERCIAL PHOTOで特集され、2020年2月にラフォーレミュージアムにて初大規模個展「婆娑羅」を開催。青幻舎から初作品集「婆娑羅」が出版される。