■「涼を愉しむ 夏の浴衣」
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半巾帯 / 角帯
浴衣と一言で言ってもその素材は様々です。綿コーマ地・麻・縮・綿紅梅・絹紅梅など自分の肌に一番合う上質な素材を探すのも、大人の浴衣選びの楽しみです。
普段は柄物をお召しにならない方、落ち着いたお色味がお好きな方、少しの遊び心を取り入れて、心躍らせながらこの夏の浴衣を選んでみませんか。
コーディネートについて
【浴衣】河原シンスケ×銀座もとじ「兎と亀」
銀座もとじ店主 泉二啓太がディレクションする、国内外で活躍するクリエーターとのコラボレーションによる「銀座もとじオリジナル浴衣」 。
こちらは、アーティスト/クリエイティブ・ディレクター 河原シンスケ氏とともに制作。河原シンスケ氏の原画を元に、型を起し、老舗竺仙にて染め上げた、銀座もとじでしか手に入らない作品です。
河原シンスケ氏のシンボリックなモチーフである「兎」を、「亀」とともに市松にほどこした浴衣は、見る人の想像力をかき立てるアーティスティックなデザインが大人の遊び心を満たす一枚。
着る方の個性が光る、存在感ある浴衣です。
手先に絞りのポイントがほどこされた端兵児帯で軽快に。
琥珀の根付けで大人の上質な遊び心をプラスして。
【河原シンスケ氏コメント】
「兎と亀」
どんなに古い建物や街並みが綺麗に修復されても、その前にアスファルト道が続いているとちょっとがっかりしてしまう。それに比べて、歩きづらいけれど風情があるのは断然石畳道。ヨーロッパの街は、今でも一つ一つ歪なサイコロ型に削った石を使って道を造る様子が、ここパリでもまだまだ頻繁に見られて嬉しい気持ちにさせられる。銀座の石畳もずっと絶えずに存在して欲しいと切に願うばかりだ。早足で跳ねても、ノロノロゆっくりでも、それはまるで兎と亀のように必ず進む。人生は競争だけじゃない。自分の道を行けばいい。