■「一生の宝物と出会う夏 日本の上布礼賛」
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「東の越後上布、西の宮古上布」と呼ばれ、着物愛好家なら誰もが憧れる上布。
古来より日本に脈々と受け継がれてきた極上の夏織物は、年々生産が減少し、今では重要無形文化財指定の越後上布の年間生産反数は二十反ほど、宮古上布はわずか八反とも言われ、希少性が高まっています。 夏の特別企画として、店主が力を尽くして集めた、越後上布や宮古上布をはじめ、八重山上布、芭蕉布など未だかつてない豊富な品揃えでご紹介。美術館に展示されるほどのお品はご覧いただくだけでも価値がございます。
この夏こそ、一生の宝物と出会いませんか。
コーディネートについて
【宮古上布×煮綛芭蕉布】夏の美術館巡りへ
飛び柄の絣が軽快な宮古上布に、朱赤の煮綛(ニーガシ―)芭蕉布帯を合わせて印象的に。夏の暑さも吹き飛ばす元気な色合い。帯〆でぐっと引き締めて大人な雰囲気に。
※ 「煮綛(ニーガシ―)芭蕉布」とは
自然のままの生成り地とは違い、芭蕉の糸を綛(かせ)のまま煮込み先染した糸で織り上げた芭蕉布のこと。王族に愛された黄や赤などの色鮮やかな芭蕉布で、現在ではお作りが大変少なく極めて希少品となりました。煮込んで精錬、染色するため糸に耐久性が求められますが、作り手の高齢化もあり、煮綛芭蕉布の糸作りは年々困難となってきています。