「近藤好江展 経絣が導いた精緻な世界」《終了しました》
会期:2023年2月17日(金)~19日(日)
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栃木県足利市の織物製造業を営む家に生まれ、女子美術大学卒業後はグラフィックデザインの道へ。
大きな広告賞受賞を経験しながらも、自己の表現と物のあるべき姿を追い求める中、絣織作品と運命の出会いをする。
師を仰ぎ、その後は独学で織の技術を身につけていく果敢な精神は作品に唯一無二の存在感をもたらしています。
植物染めの糸を基に、経の絣糸を前後にずらすことにより柄を作る「経ずらし絣」、平織や綾織で一枚の着物として織り成された自然の形象は、纏うことにより奥行きのある姿情となります。
近藤好江が織り成す、現代の絣の世界をどうぞご覧ください。
コーディネートについて
【近藤好江】ロートン紙織 九寸名古屋帯「涼風」
(単衣)初夏の銀ブラに
単衣の季節が長くなっている今の時代、それにあったちょうど良い帯がなかなかないというご相談も多いです。素材感もさらりとしていて、色柄も軽やかなこちらの帯は、そんな季節にもぴったりです。
細やかな柄行の白鷹お召を単衣仕立てにして、すっきりと合わせて。
初夏の銀ブラへ。
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