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人間国宝 松原伸生展 ぎゃらりートークを開催しました|今日の店主

左から会長・泉二弘明、重要無形文化財「長板中形」保持者・松原伸生先生、重要無形文化財「彫金」保持者・奥村公規先生、店主・泉二啓太

松原伸生先生 ぎゃらりートークを開催しました

銀座もとじでは、このたび重要無形文化財「長板中形」保持者・松原伸生先生をお迎えし、ぎゃらりートークを開催いたしました。

今回の会では、作品の見どころはもちろん、松原先生ご自身の歩みや、長板中形という技法の制作背景についてもお話しいただきました。当日は、動画を見ながら、糊づくりから型置き、豆汁引き、藍染め、水元まで、制作工程を先生の解説とともに拝見することができました。

気温や湿度、素材、天候を見極めながら進められる長板中形の仕事。その繊細な工程の積み重ねが、藍と白の美しさを生み出していることを、改めて深く感じる機会となりました。

また後半には、重要無形文化財「彫金」保持者・奥村公規先生をお迎えし、特別対談も行いました。技を守り、受け継ぎ、次代へ伝えていくことについて、保持者同士ならではの貴重なお話を伺うことができました。

作品解説も開催いたしました

4月19日(日)には、松原伸生先生による作品解説も開催いたしました。

当日は、長板中形の制作工程だけでなく、実際の作品を前にしながら、柄の成り立ちや表現の意図、染めの工夫について詳しくお話しいただきました。

特に印象的だったのは、「柄に性別の区別を設けすぎない」という考え方。花柄を男性が纏うこと、縞を女性が着ることも本来は自然なことであり、長板中形においては、そうした自由な楽しみ方も魅力のひとつであることが語られました。

また、作品ごとに異なる糊の配合や染めの回数、白場と藍のバランスなど、見た目の美しさの裏側にある細やかな工夫についても触れられ、実際に手に取ることで理解が深まる内容となりました。

制作背景を知ることで、作品の見え方が大きく変わる—— そんな体験を共有いただける、充実した解説の時間となりました。

ご来店いただきました皆様、誠にありがとうございました。




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