五代 田畑喜八 作(左)プラチナボーイ 訪問着 灰桜地 「波紋集」(右) プラチナボーイ 九寸名古屋帯 青味銀鼠地「槍梅に竹」
「藍彩の美 五代 田畑喜八の世界」は、おかげ様で盛況のうちに終了いたしました。 作品を手に取ってくださった皆様、オンラインでご覧になられた皆様に心より御礼申し上げます。
藍彩の美
五代 田畑喜八の世界
田畑家に伝わる「華主」、すなわち着る人が主人公。
安土桃山時代から連綿と田畑家に受け継がれる友禅の本流をみつめながら、
五代 田畑喜八氏が染め上げた優雅でありながら芯の力強さが宿る
新作の訪問着、付下、小紋、帯を一堂にご紹介。
プラチナボーイの光沢が冴えわたる
訪問着と帯は現代の友禅の極みです。
五代 田畑喜八の世界をご堪能ください。
会期:2022年12月9日(金)~11 日(日)
場所:銀座もとじ和染、オンラインショップ
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ和織・和染(女性のきもの)03-3538-7878
(電話受付時間 11:00~19:00)
ぎゃらりートーク
五代 田畑喜八氏をお招きしてものづくりのお話をお伺いします。
日 時:12月10日(土)10~11時【開催終了】
場 所:銀座もとじ 和染
定 員: 40名様(無料・要予約)
作品解説
日 時:12月11日(日)14時~※30分程度【開催終了】
場 所:銀座もとじ 和染
作家在廊
10日(土)11 時~18時
11日(日)11 時~16時
五代 田畑喜八さんのご紹介
お召しになる人が「華主」。
藍彩の美しさ際立ち、品格あふれる茶屋辻模様。
着る人が「華主」。お召しになる女性が「華の主」として一番美しく輝いて見えるように最大限の力を尽くしてものを作る。それが自分の仕事と言い切る五代 田畑喜八さん。 京友禅を手掛ける染屋として、田畑家では「藍の濃淡・摺疋田・縫い箔」を得意としてものづくりをされ、中でもライフワークとして手がける“茶屋辻染め”は独特の藍彩の美しさが際立ち、伝統的な古典文様を個性的に演出した品格のある粋を感じさせる出色の作品です。江戸時代から大切に使い続ける「藍の墨棒」で加筆することで図柄に陰影を添え、藍の濃淡を基調とした気品あふれる、格調高い、優雅でありながら芯に力強さのある着物を作り上げます。
2018年12月の個展にて。写真左から会長・泉二、田畑喜八さん、店主・泉二啓太。
2000年 伝統工芸品産業功労者褒賞
2006年 旭日双光章 受章
銀座もとじ和染 2011年、2013年、2015年、2018年、2020年個展開催
2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品
五代 田畑喜八さんについての
おすすめの読み物
2013年の個展に際し、多摩美術大学教授・外舘和子さんに取材執筆いただいた和織物語「着る人と完成させる模様染め - 五代 田畑喜八の世界」を公開しています。