ご注文・お問い合わせはこちら(11:00〜19:00) 03-5524-3222
銀座もとじ
EN

催事・講座

  • 小倉織 遠藤聡子展|10月催事

小倉織 遠藤聡子展|10月催事

(写真中央)小倉織 九寸名古屋帯「静寂」 620,000円(写真奥)小倉織 絣入り角帯「瞬膜」 398,000円(共に税込、仕立て上がり価格)

小倉織 遠藤聡子展

小倉織を学び、独立して10年の節目に展示ができることを大変嬉しく思います。
日々制作に没頭できるのは、応援してくださる方々のおかげです。
そして染織の師である築城則子先生に心から感謝申し上げます。
自然の風景や生き物、季節の移り変わりから発想して、草木染めの糸を使って縞や絣に表現しました。
銀座でお目にかかれましたら幸いです。 

遠藤聡子

イベントへのお申込みはこちら

作品一覧はこちら

会期:2025年10月10日(金)~13日(月・祝)
場所:銀座もとじ 和織、男のきもの、オンラインショップ
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ 和織・和染(女性のきもの) 03-3538-7878
銀座もとじ 男のきもの 03-5524-7472
(電話受付時間 11:00~19:00)

フォームからのお問い合わせ

ぎゃらりートーク

日 時:10月11日(土)10時~11時【受付中】
会 場:銀座もとじ 和織
定 員:40名様(無料・要予約)

お申込みはこちら

作品解説

日 時:10月12日(日)14時~14時半【受付中】
    10月13日(月・祝)14時~14時半【受付中】
会 場:銀座もとじ 和織
定 員:10名様(無料・要予約)

お申込みはこちら

作家在廊

10月10日(金)13時~18時
10月11日(土)、12日(日)11時~18時
10月13日(月・祝)11時~16時

遠藤聡子(えんどう さとこ)さんについて

遠藤聡子さん 2024年6月 福岡県での工芸展示会場にて
遠藤聡子さん 2024年6月 福岡県での工芸展示会場にて

福岡県北九州市生まれ。幼い頃から伝統工芸に興味があり、学生時代に地元に伝わる「小倉織」の存在を知り、大学卒業後より小倉織の第一人者である築城則子さんに師事。中学の非常勤講師を務めながら修業を重ねられ、2015年に独立。
縞のみの平織が主流だった小倉織に「絣」を取り入れることで、凛とした強さの中に柔らかな印象をもたらす新たな縞模様の表現を探求されています。築城則子さんの精神と手技を受け継ぎ、草木から丁寧に抽出された透明感のある色彩とハイセンスな色の組み合わせにより、小倉織に新たな風を吹き込んでいます。

1988年 福岡県北九州市生まれ
2011年 福岡教育大学教育学部中等美術科卒業後、築城則子氏主宰”遊生染織工房”にて小倉織を学ぶ
2015年 遊生染織工房を退職 北九州市にて工房を開き、個人で制作をはじめる


【出品歴など】
2016年 第72回福岡県美術展覧会/福岡県文化財団賞受賞(小倉織絣入帯「夜桜」)
2017年 第52回西部伝統工芸展 初入選
2017年 第73回福岡県美術展覧会/朝日新聞社賞受賞(小倉織絣入帯「涙」)
2018年 第52回伝統工芸染織展 初入選
2018年 第53回西部伝統工芸展/KAB熊本朝日放送賞受賞(小倉織絣入帯「牡丹雪」)
2019年 第54回西部伝統工芸展/朝日カルチャーセンター賞受賞(小倉織絣入帯「山鳴」)
2020年 第54回伝統工芸染織展/日本経済新聞社賞受賞(小倉織絣入帯「鉄の音」)
2021年 第55回西部伝統工芸展/奨励賞(小倉織帯「郷愁」)
2022年 第59回伝統工芸展初入選
2025年 第59回日本伝統工芸染織展/奨励賞・山陽新聞社賞(小倉織絣入帯「嘴」)

遠藤聡子さん 作家紹介ページ

草木の光を縞に織る―遠藤聡子さんと小倉織|読みもの

草木の光を縞に織る―遠藤聡子さんと小倉織|読みもの

遠藤聡子さんと小倉織の出会い、築城則子先生の元での修業の日々、遠藤聡子さんの作品世界の特徴とその魅力をまとめました。

コラムを読む

遠藤聡子さんが師事された築城則子さんの和織物語はこちら

縞が奏でる音色 - 築城則子の小倉織|和織物語

築城則子さん 作家ページ

知るを楽しむ コラム

縞模様は江戸時代に大ブーム!しかし、西洋では悪魔の柄だった?|知るを楽しむ

遠藤聡子さんの作品の一部をご紹介します

小倉織 木綿 九寸名古屋帯 草木染「雨水」

小倉織 木綿 九寸名古屋帯 草木染「雨水」

【作品についてのコメント】
「この作品の制作を始めた二月半ば過ぎは、春夏秋冬をさらに六つに分けた二十四節気の「雨水」にあたり、「雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる」との意味がある。寒い日が続くとはいえ、冬眠していた生きものたちが蠢きだす次の節気「啓蟄」へ向け、ゆったりと移り変わるこの時期の様子を表現したいと思い制作した。」
※草木染料:藍、栗、ハナミズキ

詳しくはこちら

小倉織 木綿 九寸名古屋帯 草木染「静寂」

小倉織 木綿 九寸名古屋帯 草木染「静寂」

【作品についてのコメント】
「緑とビワで染めた赤味の茶の組み合わせが魅力的だったことが制作の発端。緑から赤茶に変化する様子が、紅葉に向かう一枚の葉のようで、ゆっくりと静かな時間の経過を感じた。」
※草木染料:ビワ、カテキュー、藍+エンジュ、ウコン、シュロ、ヤマボウシ

詳しくはこちら

小倉織 木綿 九寸名古屋帯 草木染「宵の桜」

小倉織 木綿 九寸名古屋帯 草木染「宵の桜」

【作品についてのコメント】
「徐々に夜に向かっていく中で見える桜をイメージした。「薄闇桜」の絣用の糸を整経しているときに、グレー味がかったピンクがそれが並んでいるだけで美しかったので、シンプルに縞で表現したかった。」
※草木染料:ビワ、桜、梅、ハナミズキ、化学の黒

詳しくはこちら

小倉織 木綿 角帯 草木染「烏羽」

小倉織 木綿 角帯 草木染「烏羽」

【作品についてのコメント】
「髪は烏の濡れ羽色、との黒髪を褒める言葉がありますが、雨の日に道に烏の羽が一枚落ちていて、その美しさにびっくりしました。根元は白く、濡れた黒羽根からは角度によって紫や緑も感じられた。」
※草木染料:紫根、ビワ、藍+エンジュ、化学の黒

詳しくはこちら

紬 着尺 草木染「黄昏」

紬 着尺 草木染「黄昏」

【作品についてのコメント】
「ハナミズキを銅媒染で染めた糸を使用しています」

詳しくはこちら

商品を探す Search
Products