髙橋寬さんからのメッセージ

うららかな季節のはずが騒然とした日々が続いています、皆様には十分なご注意をされ、銀座もとじ様でお目にかかれますことを楽しみにしております。

私が初めての個展をさせて頂きましたのは2017年の1月でございました。
それまで問屋様の催事などでお客様と接する機会はありましたが、銀座もとじ様でのトーク会のような事は初めてのことでございました。
社員の皆様の熱心な勉強と共に、お客様の知識の深さに驚いたことを覚えております。
私の作品は展覧会などで一定の評価を受けていたと思っていますが、個性的である事で、皆様のご理解を頂けるのだろうか?と思っておりました。初めての個展でお客様に歓迎され、多くのお客様にお求め頂いたことは私にとって本当に感激する出来事でありました。

銀座もとじ様からのお誘いと、外館先生や友人の皆さんの後押しもあり、お客様と出会うことができました。
私の作品を理解して頂き、身につけて頂ける、作者としてこれ以上の喜びはありません。その繋がりを大事にしていきたいと思っています。
来年、2回目の個展を企画して頂いております、無事に開催できるよう、今の状況が収束していることを祈っております。

令和2年4月25日
 髙橋寛


2017年トーク会にて、左から髙橋寛さん、外舘和子さん、店主・泉二と。
40周年記念 プラチナボーイ 東京友禅 訪問着「囲い」

髙橋寛さんのご紹介   

日本工芸会 理事・東日本支部幹事長
父親は友禅の模様師、母親は日本刺繍を手掛ける呉服職人の四男として東京に生まれる。高校では色染化学科を専攻、卒業後に父親の兄弟子である中村勝馬氏に弟子入りする。
勝馬氏の弟子の一人、後に人間国宝となる山田貢氏からも技術、作家としての心得を習得する。8年間の修業時代、既に数多くの公募展に入選、新人として頭角を現す。
独立2年後に父親が他界、以後12年間は「背負い呉服」、悉皆屋からの客注専門として古典柄から振袖、七五三の着物までを手がけます。
その後、再び40歳で日本伝統工芸展に出品、以後の活躍は言うまでもなく、卓越した真糊での点描と線描で描いた作品は氏ならではの世界を染め上げています。
時代を牽引する人間国宝の作家はじめ次世代を担う作家からも厚い信頼を寄せられています。
銀座もとじ和染 2017年初個展

平成20年 第55回日本伝統工芸展 奨励賞
平成27年 第62回日本伝統工芸展 奨励賞

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