滋賀喜織物株式会社さんからのメッセージ

思い返しますと13年ほど前に、もとじ様の別誂え分として男帯のご注文を頂いたのが記憶に残っております。

私共は手織のみで袋帯を少ロット少量の生産をしておりますので、納期や数量の事、また初めての試みの錦地での男帯、その時はお受けするべきか思案を致しましたが今となってはお受けして良かったと思っております。それから何度も社長様はじめスタッフの方々に機場にお出で頂き、その度に織人たちも喜んでおります。

2015年12月には弊社の帯をご紹介させて頂く機会を頂き、人生初めてのトーク会も務めさせて頂きました。数多くの工程を必要とする西陣織ですが、本物の帯を作るためにはそれぞれの工程に研ぎ澄まされた感覚と技術をもった匠の技が必要になってまいります。わずかに残った匠達の手仕事を、お客様に直接お伝えできる機会を頂きました事をありがたく思っております。

これからも歴史ある西陣の地で、手にされた方が迫りくる美しさに思わず息を呑む、そのような帯づくりを目指し、日々取り組んでまいります。どうぞこれからもお客様に西陣織のものづくりを繋げて頂けたらと思います。

滋賀喜織物株式会社
代表取締役社長 岩佐 建史


創業40周年記念作品 プラチナボーイ 西陣 袋帯「100%手機の機屋 マヤ文様 水色」
角帯 「むら箔 墨色×ボルドー」

滋賀喜織物株式会社さんのご紹介

昭和11年、滋賀喜一郎氏が京都西陣で創業、3代目を岩佐建史氏が受け継いでいます。数多くの工程を必要とする西陣織、本物の手織りの帯をつくるためには熟練の手技を持つ織りの職人は勿論のこと、色糸、引箔、金糸、図案、紋、整経、機道具等、そこに至るまでにも研ぎ澄まされた感覚と技術を兼ね備えた本物の職人がいてはじめて織り成せるのです。

従業員6人、美大卒、親子で従事されている方もおり、機場は極めて明朗な空気が漂います。今の時代に求められる格調高い美しさを追い続け、手織りならではしなやかな表情、ゆたかな風格を精魂込めて織り上げています。

2015年より、焼箔・漆箔の角帯制作

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