草木染織作家 香月美穂子さんは愛知県名古屋市生まれ。刺繍教室をされるお母様のもと、ものづくりの風景が身近にある中で幼少期を過ごされました。東京の大学へ進学した1970年代、北欧のデザインに惹かれ、中でも「織り」に興味を抱き、卒業後は中村慶子氏に師事。組織織りについて基礎から学ばれる中、3年が経つ頃に、デザイン雑誌のスウェーデン特集で紹介されていた北欧ツアーに参加。スウェーデン・ダーラナ地方の民族博物館で目にした浮き織りに魅了され「このような作品を草木染めで作りたい」と決意し帰国。染織の世界に入られました。最初の20数年は会社員との二足のわらじでしたが退職され、現在は染織家として作品制作に邁進されています。西部伝統工芸展「福岡三越賞」等、受賞多数 。2021年、2025年 銀座もとじにて個展開催
【作家産地】「香月美穂子」作品/記事一覧