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五代 田畑喜八さんからのメッセージ(2018年公開)

※こちらは2018年に公開した記事です。

2011年、私が初めて銀座もとじ様で個展を開くことになった時、初日の朝10時からお客様にトーク会をして欲しいとうお申出があり、それを聞いた時はそんな朝早くからお着物姿でお客様が集まっていただけるのか心配していたのですが、いざ10時前になると30席位の場所に立見がある程、大勢のお客様にお集まりいただき、しかもお客様の中には東京以外の遠方からもお出かけになったと伺って、銀座もとじ様の魅力に感動したものです。

その後、何度か朝のトーク会をやらせていただきましたが、相変わらず大勢のキモノもとじファンがお見えになっていて、この事は貴店の常日頃の姿勢がお客様に良く受け入れられたものと拝察しています。
「美しいキモノ」等やHPを通じて常にお客様目線で作品だけでなくいろいろな事柄を提供され続けていられる事が、この40年を支えてきた大きな力だと思います。

私共は江戸時代からお着物をお召しになる御方を「華主」と表現し、キモノや帯はその御方をより美しく輝かせるものでなくてはならないという家訓があり、正に銀座もとじ様と私共の気持ちが一致していると思います。
どのような女性も年齢に関係なく、より美しく輝けば平和な世界が構築されます。

微力ではありますが、私も残された人生をまだまだと思ってがんばりますので、お互いに大変な時期を克服いたしましょう。

令和2年4月24日
五代 田畑喜八


2018年12月のぎゃらりートークにて、店主・泉二(左)と二代目・泉二啓太(右)と。
40周年記念作品としてプラチナボーイの白生地に染めていただいた訪問着

 

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五代 田畑喜八さんのご紹介

1825年創業以来、主に京都御所(公家関係)、二条城(武家関係)を中心とした上流階級の奥方、姫君の衣裳を承る。
江戸初期からの貴重な染織コレクション、そして、田畑家に伝わる「華主」、すなわち着る人が主人公という「おあつらえ」の精神は五代喜八に受け継がれ
今もなお女性を耀かせています。

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着る人と完成させる模様染め - 五代 田畑喜八の世界|和織物語
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五代・田畑喜八 ~お召しになる人が「華主」さらに麗しく輝いて~|和織物語
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五代 田畑喜八さん
五代 田畑喜八さん|泉二の一口対談

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