大髙美由紀 紬織
プラチナボーイ
織着尺「あかねさす」

作品コメント
私は、12年ほど前からプラチナボーイとご縁をいただき、原糸の状態で受け取り、撚糸工程から関わっております。
今回は、撚り方を少し変え、織上がった布にこれまでとは違う表情を持たせました。染色は、いにしえより使われている日本茜(神奈川産)と紫(国産)を主に使用。子供のころ、万葉集の「あかねさす紫野行き標野行き~」の歌を覚えたことを思い出しながらの制作でした。日本茜は今でも身近にありますが、紫は自生ではほとんどないようです。国産の絹とともに伝えていきたい色です。
2026年2月 大髙美由紀
大髙美由紀 さんからの御祝いメッセージ
プラチナボーイ、20周年おめでとうございます。国産絹糸が置かれている厳しい状況の中、歩んでこられた道のりに敬意を表します。さらに輝く未来へと繋がりますよう心よりお祈り申し上げます。
大髙美由紀さんのご紹介
糸、染め、織りに真摯に向き合い
絣模様で創り出す豊かな空間性

1963年横浜市生まれ。現在は自然豊かな南足柄の工房で草木から染料を作り、糸染めからデザイン、織りまでを手掛けられています。日本伝統工芸展の入選をはじめ数々の受賞を重ねられ、最も注目される若手染織家の一人です。 多摩美術大学で油彩を学んだ後会社員をしていた20代半ばの頃、ある呉服店の店先で目にした大島紬の実演に目を奪われ、経糸と緯糸で織り成される絣模様に魅せられて染織の道へ。新潟県の染織のスクールを卒業し、絣織作家・神山尚子さんの内弟子として濃密な修行の時間を過ごされた後に独立されました。 生糸の精練から行い、経糸には国産の生繭座繰り糸、真綿の紬糸や玉糸など、作品によって糸選びにもこだわっていらっしゃいます。絣の抽象表現に込められた、四季の色彩と季節の空気感。立体的な体にまとったときに完成される美しい絣の造形とリズム。ご自身もお着物をお召しになり、自由な創作性の中にもお召しになる方の視点に立った細やかな心配りが込められています。

2018年トーク会にて、左から会長・泉二、大髙美由紀さん、店主・泉二啓太と
銀座もとじ和染 2016年初個展、2018年 2回開催
平成20年 第48回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「花散里」日本工芸会賞
平成20年 第42回 日本伝統工芸染織展 紬織絣着物「名残の雪」東京都教育委員会賞
平成21年 第49回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「春の雨」日本工芸会東日本支部
平成22年 日本工芸会東日本支部創設50 周年記念展覧会「21世紀の伝統工芸―世界の眼―」吉野織帯「秋野原」奨励賞
平成25年 第53回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「春のしらべ」根津美術館館長賞
平成27年 第55回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「垂水」三越伊勢丹賞
平成28年 第56回 東日本伝統工芸展 吉野織帯「霜夜」川徳賞
平成30年 第52回 日本伝統工芸染織展 絣帯「風薫る」京都新聞賞
2026年 プラチナボーイ20周年記念展出品
大髙美由紀さんについての
おすすめの読み物
2016年の個展に際し、多摩美術大学教授・外舘和子さんに取材執筆いただいた和織物語「絣模様で創る空間~大高美由紀の織~」を公開しています。
染・織・繍、49名の作家と各産地の方々が、プラチナボーイを素材として、「源」をテーマに、総数約70点の渾身の作品を創り上げました。この20年、私たちは全国各地のものづくりのトップランナーの方々とチームを組み、対話を重ねながら歩んでまいりました。身に纏う人が自分らしい美意識を表現し、確かな自信を与えてくれる――そんな最愛の一枚をお客様にお召しいただけることを願い、走り続けてきた年月です。現代に受け継がれる至高の技の美を、最良の素材を通して、あなたの五感へと語りかけます。洗練された現代の優美さとゆたかさ。
あなたの魅力を、よりいっそう輝かせる一枚に出会ってください。
プラチナボーイ20周年記念展「源」
会期:2026年3月13日(金)~3月22日(日)
場所:銀座もとじ 和織・和染、男のきもの、オンラインショップ
ぎゃらりートーク
①「お蚕さん―繭からのものづくり」
日 時:3月14日(土)10:00~11:00
登壇者:養蚕農家 高橋直矢氏、浅井広大氏
碓氷製糸株式会社 代表取締役社長 安藤俊幸氏
一般社団法人富岡シルク推進機構
専務理事兼事務局長 長谷川直純氏
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
②「纏う喜びをお客様へ」
日 時:3月22日(日)10:00~11:00
登壇者:髙橋寛氏(友禅)、生駒暉夫氏(友禅)
荒川眞理子氏(型絵染)、菊池宏美氏(江戸小紋)
平山八重子氏(紬織)、大髙美由紀氏(紬織)
柳晋哉氏(紬織)
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
名古屋帯
袋帯
紬・綿・自然布
小紋・江戸小紋
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小物
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小紋・江戸小紋
紬・綿・自然布
袴
長襦袢
浴衣
羽織・コート
額裏
肌着
履物
紋付
書籍

