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森 康次 記念作品と御祝いメッセージ|プラチナボーイ20周年記念展

森 康次 日本刺繍
プラチナボーイ
(男性もの)絵羽羽織「晨光」

テーマの【源】について
「源」は水源と光源があります。
今回私は「光の源」光源をテーマとモチーフにして制作に取り組みました。
発光源そのものをデザイン化し文様にしたのです。
生命の誕生と同時にその生物は光を放ち「生物発光」が進化します。
プラチナボーイも暗闇や蚕棚で光を放ち大きくなっていきます。
源から消えゆくまでを形にし線の集合体から薄く消えていくまでを面と線と点で表現しそして刺繍の技と刺繍糸の太さ細さ密度をもって変化させました。
繍技は芥子繍、菅繍、まつい繍でまとめています。
色使いでちょっと悩みながら掘り下げました。

作品コメント
ひらめきながら明るく照り輝く光。きらびやかで彩り豊かな美しさ。
これらをこの刺繍模様に収めました。

森 康次 日本刺繍
プラチナボーイ
刺繍 附下「春光」

作品コメント
明るい陽光のかがやかしさの意味をこめてデザインしました。
春の風光りと春の景色を感じていただければ幸せです。

森 康次 日本刺繍
プラチナボーイ
男性着物「曙光」

作品コメント
前途に見え始めたかすかな希望、明るいきざし、夜明けにさしてくる日の光。
これらを意識したのです。

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森 康次さんからの御祝いメッセージ

プラチナボーイとの取り組み20年目おめでとうございます。
この20年日本経済は停滞と衰退を引きずり世の中混沌としているなか特に着物文化、着物業界の動きは小さくなり続けています。
そのような中で和装品の根源である絹糸その物に注目して見つめ直しその「蚕」までを大事にしようとしたその取り組みには尊敬以上に凄いことをされているのだと感心しているのです。和装品を作ること、その前の「絹糸」にです。
幾つもの困難ご苦労を乗り越えて20年を迎えられましたことがいまの「銀座もとじ」様であると確信しています。
日本らしさと日本固有の着物文化が日に日に薄らいでいく中で「銀座もとじ」様の取り組みご活躍大変なこともいくつもおありと思いますが、日本の着物文化のためにも引き続いてのご奮闘祈念いたしております。
このプラチナボーイ20周年という貴重なこの瞬間に同席できましたことこの上もない喜びでいっぱいです。ありがとうございます。

日本工芸会正会員 森 康次

森 康次 さんのご紹介

ものをよく見て、その命のありようを「形」にする。
日本刺繍で表現する生命の美しさ。

刺繍 女性用羽織 森 康次

刺繍業を営む家に生まれ、15歳から家業に従事、今年60年を迎えられました。
時代に漂う空気感と柔軟性を兼ね備えた色彩美、唯一無二の世界観は男性・女性の垣根を超越します。
正に変幻自在、刺繍ならではの表現力は作家の創造力と覚悟、着る人を想う心の深さを感じます。
今尚、日本刺繍の可能性を追い求め邁進し続ける姿から目が離せません。

刺繍 女性用羽織	 	森 康次
2018年トーク会にて。左から会長・泉二、森康次さん、田中敦子さん、店主・泉二啓太。

現在 社団法人 日本工芸会正会員 アトリエ森繍 主幹

銀座もとじ和染 2012年、2014年、2015年、2016年、2018年個展開催
2015年35周年記念展出品
2020年40周年記念展出品
2026年 プラチナボーイ20周年記念展出品 

略歴

1946年 京都市中京区に生まれる
1961年 家業である「ぬい屋」と呼ばれる刺繍業に従事
1966年 和装デザイナー 松尾馨氏に師事
1974年 日本画家 桑野むつ子氏に師事し写生と水彩画を習う
1975年 京都市伝統工芸技術コンクールに出品 以後、様々な公募展に出品し、受賞
1989年 日本伝統工芸会の正会員の認定を受ける
現在 社団法人 日本工芸会正会員 アトリエ森繍 主幹

森 康次 さんの他の作品・詳しい情報

森 康次 さんについての
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和織物語「絹の光跡~森康次 日本刺繍の世界~」

2018年の個展に際し工芸ライター・田中敦子さんに取材執筆いただいた和織物語「絹の光跡~森康次 日本刺繍の世界~」を公開しています。

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プラチナボーイ20周年記念展「源」|3月催事

染・織・繍、49名の作家と各産地の方々が、プラチナボーイを素材として、「源」をテーマに、総数約70点の渾身の作品を創り上げました。この20年、私たちは全国各地のものづくりのトップランナーの方々とチームを組み、対話を重ねながら歩んでまいりました。身に纏う人が自分らしい美意識を表現し、確かな自信を与えてくれる――そんな最愛の一枚をお客様にお召しいただけることを願い、走り続けてきた年月です。現代に受け継がれる至高の技の美を、最良の素材を通して、あなたの五感へと語りかけます。洗練された現代の優美さとゆたかさ。
あなたの魅力を、よりいっそう輝かせる一枚に出会ってください。

プラチナボーイ20周年記念展「源」
会期:
2026年3月13日(金)~3月22日(日)
場所:銀座もとじ 和織・和染、男のきもの、オンラインショップ

記念展詳細はこちら

作品一覧はこちら

ぎゃらりートーク

①「お蚕さん―繭からのものづくり」
日 時:3月14日(土)10:00~11:00
登壇者:養蚕農家 高橋直矢氏、浅井広大氏
    碓氷製糸株式会社 代表取締役社長 安藤俊幸氏
    一般社団法人富岡シルク推進機構
    専務理事兼事務局長 長谷川直純氏
    銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
    (定員40名様/無料・要予約)

②「纏う喜びをお客様へ」
日 時:3月22日(日)10:00~11:00
登壇者:髙橋寛氏(友禅)、生駒暉夫氏(友禅)
    荒川眞理子氏(型絵染)、菊池宏美氏(江戸小紋)
    平山八重子氏(紬織)、大髙美由紀氏(紬織)
    柳晋哉氏(紬織)
    銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
    (定員40名様/無料・要予約)

【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472

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