松浦弘美 ほら絽織菱絽
プラチナボーイ
生絹 着物

作品コメント
山陰の松江市で、日々植物で絹糸を染めて、夏の着物「ほら絽織菱絽」をろくろ式の高機で、手織りしています。
ほら絽織菱絽とは、平織りの中に絽の透かしが菱形に連続して、着物全体に地模様になっている絽の一種の織り方です。
いつの日か、宍道湖に美しい夕陽が沈んでゆく光景を、着物にしてみたいと思い続けて来ました。
夕陽は光り輝きながら、神話の源出雲の方角へと宍道湖の中に 入って行きます その雄大さと美しさは、心をとらえます 私の感じた光が、少しでも表現出来ていれば…と願っています そして、それが 希望の光になれば幸いです
※ほら絽織りとは
隣り合った2本の縦糸を、絡めて捩ってから横糸を一段織り込んでいく織り方。 縦糸の絡みによって、一段の横糸の上下に小さな隙間が生まれる。 ほら絽織菱絽とは、この隙間の連続模様を菱形にして、着物全体に菱形が浮かぶように織り込んだもの。
松浦弘美さんからの御祝いメッセージ
この度は 「プラチナボーイ20周年記念展」 誠におめでとうございます。
初めて、銀座もとじ様の御店でプラチナボーイの純白な糸を拝見した時に、キラキラとした その輝きに驚きました。
そっと触れると、ハリのある質感で、「この糸を植物で染めて、夏の着物のほら絽織菱絽を織らせていただけたら…」と、プラチナボーイが着物になって、風を纏い光る様子を想像致しました。
念願叶って、今日植物で染色し透過性のあるほら絽の着物を手織りさせて頂いています。心より御礼 申し上げます。
これからも、プラチナボーイの蚕を育て、糸創りに御尽力なさって来られた皆様のことを思いながら、糸を大切にして、染織を続けて参りたいと願っています。
松浦弘美
松浦弘美さんのご紹介
1957年、島根県生まれ。松江城と宍道湖をのぞむ豊かな自然の中で、 植物染料で絹糸を染め、「ほら絽織(ろおり)」技法を用いて菱絽の夏の着物「生絹(すずし)」を制作されています。25歳で京都龍村美術織物の吉田富太郎氏に師事。その後、内田カメ先生に織りを学ばれ、吉田紘三氏に組織を学ばれる中で「ほら絽織り菱絽」と出会います。「初心を忘れず、自然をよく見なさい」「糸ほどまっすぐな怖いものはない」師からの教えを胸に、基本に忠実に、自分に素直に、透明感あふれる色彩と、繊細な組織による夢のように美しい生絹の布を作られています。
銀座もとじ和織
2020年 創業40周年記念展
2021年 銀座の柳染展
2022年 社長就任記念展
2026年 プラチナボーイ20周年記念展
略歴
2014年 第54回 東日本伝統工芸展奨励賞
2018年 第61回 日本伝統工芸中国展島根県知事賞
2022年 第65回 日本伝統工芸中国展島根県知事賞
2023年 第66回 日本伝統工芸中国展島根県知事賞
2025年 第68回 日本伝統工芸中国展島根県知事賞

松浦さんが撮影された宍道湖の風景1

松浦さんが撮影された宍道湖の風景2

染・織・繍、49名の作家と各産地の方々が、プラチナボーイを素材として、「源」をテーマに、総数約70点の渾身の作品を創り上げました。この20年、私たちは全国各地のものづくりのトップランナーの方々とチームを組み、対話を重ねながら歩んでまいりました。身に纏う人が自分らしい美意識を表現し、確かな自信を与えてくれる――そんな最愛の一枚をお客様にお召しいただけることを願い、走り続けてきた年月です。現代に受け継がれる至高の技の美を、最良の素材を通して、あなたの五感へと語りかけます。洗練された現代の優美さとゆたかさ。
あなたの魅力を、よりいっそう輝かせる一枚に出会ってください。
プラチナボーイ20周年記念展「源」
会期:2026年3月13日(金)~3月22日(日)
場所:銀座もとじ 和織・和染、男のきもの、オンラインショップ
ぎゃらりートーク
①「お蚕さん―繭からのものづくり」
日 時:3月14日(土)10:00~11:00
登壇者:養蚕農家 高橋直矢氏、浅井広大氏
碓氷製糸株式会社 代表取締役社長 安藤俊幸氏
一般社団法人富岡シルク推進機構
専務理事兼事務局長 長谷川直純氏
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
②「纏う喜びをお客様へ」
日 時:3月22日(日)10:00~11:00
登壇者:髙橋寛氏(友禅)、生駒暉夫氏(友禅)
荒川眞理子氏(型絵染)、菊池宏美氏(江戸小紋)
平山八重子氏(紬織)、大髙美由紀氏(紬織)
柳晋哉氏(紬織)
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
名古屋帯
袋帯
紬・綿・自然布
小紋・江戸小紋
訪問着・付下げ・色無地ほか
浴衣・半巾帯
羽織・コート
肌着
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お召
小紋・江戸小紋
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