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きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

Autumn
男性 カジュアル きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

10月から5月までの袷のシーズンに重宝するのは、
上質な紬のきもの。

良い素材で丁寧に作られた紬は、糸が謙虚に光り、
普段のお出かけから、ちょっとしたお集まりまで
帯次第で社交着としても活躍します。
これまで洋服で出かけていた場所へ、おきもので。
一緒に人生を歩んでいけるような紬と出会い、世界を広げてみませんか。

きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

山形県・赤崩の草木染織作家、山岸幸一さんのきものと羽織に、平山八重子さんの角帯を合わせて。やわらかな光を受けて、紬ならではの陰影の中にも糸の光沢が浮かびます。

きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

静かな佇まいであるのに、そこはかとない存在感を放つ山岸幸一さんの紬。糸の力がみなぎり、草木染の色の奥行きが醸し出す単純ではない美しさ。 手で触れれば柔らかく、扁平糸と呼ばれる内部が空洞状態の糸を織り込むことで、空気をたくさん含んだふっくらとした織物に仕上がります。

きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

これだけ表情豊かな力のある紬に合わせる角帯は、やはり同様に力のあるものを。草木染織作家・平山八重子さんが、通常の何倍も太い糸を多色使い織り出した角帯は、絹の光沢をまといながら全体を引き締めています。

きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

山岸幸一さんのものづくりは、畑を耕し蚕を育てるところからはじまります。草木を育て染料を作り、真綿糸を紡ぎ、糸を数年かけて染め重ね、織り上げる。 母なる川、最上川源流・赤崩の地で、自然と対峙して作り上げた生命が宿る織物。

きもの時間を楽しむ、秋の小旅行

一年、二年、三年と毎冬染め重ねて深く浸透した色は、年月を経るほどより良い色へと「経年美化」していきます。一目見れば本物とわかる、並々ならぬ風格。着こむほどに体に馴染み、着る人の人生に寄り添うきものです。

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