NHK BS プレミアム『美の壺』にて、「暮らしにぬくもり 型染」をテーマとして江戸小紋師・菊池宏美さん、伊勢型紙の型彫師・内田勲さんが出演された回のアンコール放送があります。
また、「NHK+(プラス)」では9月4日までの期間限定で、伊勢型紙職人を目指す人々のドキュメンタリー『みえスペシャル「伊勢型紙 千年のその先へ」』が配信されています。
この機会にぜひご覧ください。
アンコール放送
美の壺「暮らしにぬくもり 型染」
2023年8月30日(水)19:30~20:00[BSプレミアム・BS4K]
2023年9月4日(月)14:00~14:30[BS4K]
2023年9月6日(水)午前8:00~8:30[BSプレミアム・BS4K]
2023年9月9日(土)午前6:45~7:15[BSプレミアム・BS4K]
《番組ホームページより》
大人気落語家・林家たい平さんの、美術大学時代の型染作品から自らデザインした手ぬぐいまで紹介!▽海外でも人気の型染のれん。ギリギリまでそぎ落としたデザインとは?!▽伝統の「伊勢型紙」。小刀一本でミクロに彫り上げる型彫師の技!▽昔の型紙を組み合わせてモダンな印象に仕立てる、江戸小紋師の帯▽人間国宝・芹沢銈介の名品とデザイン秘話。▽布だけじゃない!カレンダーから詩まで和紙の型染!
予告詳細はこちら
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【NHK地域局発】みえスペシャル
「伊勢型紙 千年のその先へ」
《番組ホームページより》
鈴鹿市の伝統産業「伊勢型紙」。今年4月、素人に技術を教える「伝承講座」から卒業生が誕生し、7人の新人職人が生まれた。千年の歴史を背負う者たちの挑戦と模索の物語。
人間国宝を輩出してきた鈴鹿市の伝統産業「伊勢型紙」。20年前“先細り”に危機感を抱いた現役職人たちが立ち上げたのが素人に技術を教える「伝承講座」だった。そして今年4月、晴れて7名の生徒が卒業し職人として認められた。新人職人が一人前になるため目標に据えた“夢の型紙”への挑戦。そのとき師匠は…。10年以上切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間たちとの絆。千年の歴史を背負う者達の挑戦と模索の現場を見つめる。
14:35まで
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《お問い合わせ》
銀座もとじ和織・和染 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
江戸小紋師・菊池宏美さんについて
江戸小紋の第一人者・故・藍田正雄氏に師事後、独立。現在は個人工房「よし菊」にて新たな江戸小紋の世界を広げ、伝統工芸展で数々の入選を重ねる実力派。藍田氏の「今のものを作れ」「平成の江戸小紋を」という言葉を胸に、 今の時代に映える江戸小紋の創作に果敢に取り組んでいらっしゃいます。 大学を卒業後、大手電機メーカーに入社し第一線で活躍していたある日、藍田正雄氏の作品に出会って運命を感じ、すべてを投げ打って弟子入りを願いました。約13年間の修行の後に師の言葉に後押しされて独立、5年後の2016年には銀座もとじでの初個展を開催。型紙の選び方や扱い方、染のトーンと色使い、生地との組み合わせなど、昔ながらの伊勢型紙の紋様をベースにしながらも、創造性あふれる新しい江戸小紋を作られています。
二代目・泉二啓太の産地めぐり ~伊勢型紙のふるさと、三重県・白子町へ~
菊池宏美展~江戸小紋の姿情~
師である藍田正雄氏の江戸小紋に魅せられ、門を叩き修行、そして独立。「心技体、この道で生きていく全てを伝授いただいた。自分の江戸小紋をつくり続けることが、今は亡き師をはじめ、出会えた方々へのご恩返しです」と語ります。
奥ゆかしさの中に漂う品格、その姿情は正に江戸小紋の真髄。
この道を歩み25年、今が正念場、その覚悟の証をご覧ください。
工芸展入選作品をはじめ、並巾、広巾着尺、九寸帯、額裏など、限定21点を一堂にご紹介いたします。