(上から) 角帯 「風車」夏帯、「残響」、「Fusion」、「NIGHT FADE」、「風車」 すべて238,000円(税・仕立て代込み)/撮影:塩川雄也
四ツ井健作品展 友禅で刻むリズム
少年時代からギターに惹かれ、ロック×フュージョンをこよなく愛し続ける友禅作家・四ツ井健さんが、男性向けのメッセージを角帯と羽織に表現してくださいました。 北アルプスを中心に山行を重ね、大自然から得られるインスピレーションを、エッジの効いた音楽のようにリズムや規則性、色に落とし込みました。エネルギッシュなデザインをあなたの装いに加えてみませんか。
作品はオンラインショップでも近日紹介予定です。
会期:2026年1月16日(金)~18日(日)
場所:銀座もとじ 男のきもの、オンラインショップ
〈お問い合わせ〉
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
(電話受付時間 11:00~19:00)
四ツ井健さんを囲んでトークセッション
日 時:1月17日(土)19時15分〜20時15分【受付中】
会 場:銀座もとじ 男のきもの
定 員:8名様(無料・要予約)
作品解説
日 時:1月18日(日)13時15分〜13時45分【受付中】
会 場:銀座もとじ 男のきもの
定 員:8名様(無料・要予約)
作家在廊
1月16日(金)~18日(日) 11~18時
四ツ井健さんのご紹介

「着物はファッションである」の言葉を礎に
丁寧なデッサンから生まれる現代的な友禅染。
1962年、石川県金沢市生まれ。金沢市内の工房で、伝統的なもち糊による手描き友禅染の全工程を一人で手がけられ作品制作をされています。
グラフィックデザイナーを志しデッサン教室へ通っていた10代の頃、友禅工房で師となる方と出会い10年余りの修行時代を過ごします。元メーキャップアーティストでファッションへの造詣の深かった師の「着物はファッションである」という言葉は今もデザインの基礎として常に念頭に置かれ「時代の動きを敏感に感じその時代の空気にあった物づくりをしなければならない」とおっしゃいます。
自然と山登りが好きな四ツ井さん。雲や山並み、高山に咲く可憐な草花をデッサンから抽象化して、時に幾何学的なモダンなデザインに昇華させています。洗練された都会的な印象でありつつも、対象物への温かな眼差しが奥深く感じられる四ツ井さんならではの友禅染の世界を作られています。
略歴
1962年 石川県金沢市に生まれる
1981年 金沢市内友禅工房に勤める
1991年 第32回石川の伝統工芸展初入選
1994年 第35回石川の伝統工芸展・奨励賞(以後3回)
2002年 第43回石川の伝統工芸展・日本工芸会賞
2006年 日本工芸会正会員に認定
2007年 第41回日本伝統工芸染織展 友禅訪問着「あけぼの」北國新聞社賞
2009年 第43回日本伝統工芸染織展 友禅訪問着「源流」日本経済新聞社賞
2014年 第48回日本伝統工芸染織展 友禅着物「流水」東京都教育委員会賞
2015年 第56回石川伝統工芸展 友禅着物「爽流」NHK金沢放送局長賞
名古屋帯
袋帯
紬・綿・自然布
小紋・江戸小紋
訪問着・付下げ・色無地ほか
浴衣・半巾帯
羽織・コート
肌着
小物
履物
書籍
長襦袢
小物
帯
お召
小紋・江戸小紋
紬・綿・自然布
袴
長襦袢
浴衣
羽織・コート
額裏
肌着
履物
紋付
書籍