《投票結果発表!》あなたの声を久米島へ!「本場久米島紬 至高の泥染め13柄」

投票結果発表!

3月に開催しました「久米島紬 50周年記念展 ―魂にまとう織物―」 では、たくさんのご投票をいただきありがとうございました。13作品に寄せていただきましたメッセージは全て、久米島紬の作り手の皆さんにお届けし、これからの久米島紬のものづくりに活かしてまいります。こちらのページでは、 第1位から第3位までをメッセージとともに発表させていただきます。ぜひご覧ください。

《YouTube公開中》今日の店主 久米島紬の「無観客ぎゃらりートーク」を行いました

第1位:No.13「井絣15玉」

>>No.13「井絣15玉」作品詳細はこちら

<寄せられたメッセージ>
・自分が小柄なので、洋服でも小柄模様を選んでしまいます。色使いも少ないのが好みなので。
・スッキリした柄が、今の気風にあっていると思う
・自分で着てみたいのはNo.4ですが、トークショーの動画配信を拝見し、No.13の精緻で丁寧なお仕事による作品を是非手に取って見てみたいと思いました。久米島紬、大好きです。
・1作品だけ異彩を放っていると感じていましたが、本日のぎゃらりートークでのエピソードを伺い納得いたしました。シンプルかつ繊細ゆえに再現にあたって沢山のご苦労があったとお察しいたします。その分、作品の語りかけてくるパワーが真っ直ぐと心に響くものがあり、力強く目に焼き付く印象もありました。
また帯合わせも想像を膨らませるものでした。粋な着こなしができそうです。古典柄であってもアレンジの幅を広げられる気がして、久米島紬の新しい可能性を感じました。
・久米島紬の黒モノと色モノを愛用していますが、「井絣15玉」は是非とも着てみたいです。
・男性が着ても似合いそう。
・シンプルで都会的。男女問わずカッコよく合いそうです。

第2位:No.11「クジリゴーシ1玉」

>>No.11「クジリゴーシ1玉」作品詳細はこちら

<寄せられたメッセージ>
・落ち着いたベースの色合いの中に水の流れの中に眩い光を感じるような、また、宇宙空間のような躍動感を感じる図柄がとても素敵ですね。
・種類の違う柄が縦の線によって協調しているように見える。
・流れを感じさせる柄に惹かれました。
・色々な柄が組み合わせてあり新しさを感じられる。
・物語を感じるから。
・華やかさの中にも落ち着きがあってとても素敵です。
・日本人の多くが好きな空間の美がうまく生かされていると思いました。男性ですが燕柄も甘くなり過ぎず素敵ですね。
・縦のラインがキリッとした感じであるものの、あまり主張せず。遠目から見ると、白の模様が斜めに映えて素敵です。
・模様が光って見えたから。
・特に柄の配置や色に風を感じ、光も感じます。美しいです。
・縦に走る縞がカッコ良く、幅広いニーズに合う物だと思います。

第3位:No.2「十字絣マルブサー2玉」

>>No.2「十字絣マルブサー2玉」作品詳細はこちら

<寄せられたメッセージ>
・普段なら絶対に選ばない柄、ですが、本物の黒物ならば、絣の大きさ、泥染めの地色を存分に味わいたい。
・柄が大きくて可愛い。久米島は渋めのが多いから若い人向けのがいい。
・十字のレトロ風味が可愛いです!当方20歳ですが、ハイカラな雰囲気なものが好きなので。
・明るくて、個性的。
・鮮やかな十字の絣が魅力的ですね!
・トゥイグァは鳥が飛んでいくようなリズミカルさがあり、オレンジ色の豊かな発色が黒褐色の生地に映え、絵画を鑑賞している気分でした。コロナウィルス感染拡大で美術館が軒並み閉鎖されている中、このような美しい芸術を見せて頂けて良かったです。

同率第3位:No.5「ヒチサギーゴーマ5玉」

>>No.5「ヒチサギーゴーマ5玉」作品詳細はこちら

<寄せられたメッセージ>
・きりっと端正で、白が多く華やか。
・続くリズムが心地いい。色重ねも久米島紬ならではの色を多く取り入れてはいて、絣ならではが持つはつらつさを持つものの、落ち着いた感じを与える。
・どれも素敵ですが、やはりツバメの模様が好きです。


結果発表は以上です。
ご投票本当にありがとうございました。


組合創立50周年記念作品
「本場久米島紬 至高の泥染め13柄」

久米島紬事業協同組合創立50周年を記念して、国の重要無形文化財に指定された保持団体の皆さんが製作された「至高の泥染め13柄」を一挙ご紹介いたします。
島の風景をイメージした創作柄から、王朝時代の御絵図を泥染めで再現した復刻柄まで、作り手の創造性を発揮し現代の最高峰の技術を結集した作品です。

傑作揃いの中、もしあなたが1つだけ選ぶなら、どれにしますか?

一番好きな作品に投票いただき、作品への感想や、作り手へのエールをお送りください。たくさんのご投票、お声をお待ちしております。


No.1「花合わせジンダマミズ2玉」

作者:仲地洋子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体伝承生

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴20年。 久米島紬製作の第一人者。現在久米島紬伝統工芸士会の会長。
・令和2年第73回沖展入選
・平成29年第70回沖展入選
《作品について》
・コメント「川辺にさがり花が咲き、川沿いに久米島ホタルが飛び交う様子をイメージした」
・ストリー性があり、絵画的で極めて独創的な作品。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色:クルボー、ヤマモモ、ティカチ、泥、藍
《絣柄》
ハナアワセ、ジンダマ、ミジグァ、マルブサー
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.2「十字絣マルブサー2玉」

作者: 神里智江
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体伝承生

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴24年 。久米島紬製作の第一人者。
・令和元年沖縄県工芸公募展 奨励賞
・平成29年第20回日本伝統工芸士会公募展入賞「特別区長副会長賞」
《作品について》
・コメント「大きな十字絣の中心のオレンジ色は『二度括り技法』によって発色させた」
・技法的に難易度が極めて高く、色の配置が絶妙で絵画的で創作的な作品。小さい十字絣も入れるなど細かいところにも手を加えている。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ヤマモモ、クルボー、グール
《絣柄》
十字絣、マルブサー、トゥイグァ、ハサンビーマ
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.3「 チョウバン重ビ十字絣2玉」

作者: 毛利玲子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体伝承生

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴17年 。久米島紬製作の第一人者。
《作品について》
・コメント「久米島紬の泥染めの特徴である絣足がきれいに出るよう心がけた」
・伝統的技法にもとづき、絣図柄や配置は現代的な創作で工夫された作品。チョウバン重びの色違いに特徴がある。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ヤマモモ、クルボー、グール
《絣柄》
チョウバン重ビ、十字絣、カキジャー
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.4「十字絣ヒチサギー4玉」

作者: 儀間勝枝
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体伝承生

《主な経歴・受賞歴》
・従事歴20年 。 久米島紬製作の第一人者。
《作品について》
・コメント「短いタテ絣とヨコ絣を重ねて小さな十字絣、赤、黄、白の配色はバランス良くまとめるように心がけた」
・伝統柄の作品。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色:ヤマモモ、グール、泥
《絣柄》
十字絣、ヒチサギー
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.5「ヒチサギーゴーマ5玉」

作者: 我那覇ケイ子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体伝承生

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴39年。 久米島紬製作の第一人者。
・平成29年度全国重要無形文化財団体協議会功労者表彰
・平成9年第70回沖展入選
・平成20年沖縄県工芸公募展入賞「最優秀賞」
《作品について》
・コメント「短く多いタテ絣は機織り機で調整していくため、結構、大変な作業だった。絣の配列と赤、黄、白の三色の絶妙なバランスに気を配った」
・技法的にも難易度が高度。完成度の高い作品。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ヤマモモ、クルボー、グール
《絣柄》
ヒチサギー、ゴーマ、トゥイグァ、トーニ
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.6「十字井絣ムカイツキ3玉」

作者: 古堅ヨシエ
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体構成員

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴14年。久米島紬製作の第一人者。
《作品について》
・十字絣と井絣を一体にし組み合わせる技法は高度。絣の配置により全体的に流れ感があり、伝統の中に創作性を感じる作品である。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ヤマモモ、クルボー、グール
《絣柄》
十字絣、井絣、ムカイツキ
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.7「付下げ 格子ムカイヅキジン玉」

作者: 島袋佐枝
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体伝承生

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴17年。 久米島紬製作の第一人者。
《作品について》
・コメント「着物に仕立てるのを想像しながら織り上げた」
・久米島紬の泥染めで作られる付下げは数が少なく、希少価値が高い。創作的な絣作品。 

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: グール
《絣柄》
ハナグァ、ムカイツキ、ヨコヒチサギー、タテ縞、格子
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.8 「八十八絣トリ4玉」

作者: 幸地綾子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体構成員

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴37年。 久米島紬製作の第一人者。 現在久米島紬保持団体の副会長。
・平成29年度全国重要無形文化財団体協議会功労者表彰
・平成29年第70回沖展入選
・平成28年度伝統的工芸品産業功労者内閣府沖縄総合事務局長官賞
《作品について》
・八十八絣は長寿祝いの柄として伝統的に継承されている。格子の中にヤシラミを入れ、かなり高度な技法。このような絣柄の織り手は極めて少なく、希少価値のある作品。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ティカチ、泥
《絣柄》
八十八絣、トゥイグァ、チミグァ、ハナグァ、マルブサー
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.9「カンカキーショウジ絣3玉」

作者: 高坂エミ子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体構成員

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴26年。久米島紬製作の第一人者。
・平成29年度全国伝統的工芸品公募展入選
・平成29年第70回沖展入選
《作品について》
・カンカキー絣はお祝いの柄として伝統的に継承されている。技法的にも、絣が細かく三色用いられており、難易度が高度。完成度の高い作品。このような図柄の織り手は少なく希少価値のある作品。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ヤマモモ、クルボー、グール
《絣柄》
カンカキ、ショウジ絣、トゥイグァ、イツツタマビーマ、マルブサー
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.10「ハナアワセ井絣トリジン玉5玉」

作者: 高坂エミ子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体構成員

《主な経歴・受賞歴》
・従事歴26年。久米島紬製作の第一人者。
・平成29年度全国伝統的工芸品公募展入選
・平成29年第70回沖展入選
《作品について》
・赤、黄、白の絣三色。技法的にも、絣の中に絣を入れる等、難易度が高度。完成度の高い作品。泥染めの第一人者で、安定した力強い作品を創る。このような図柄の織り手は極めて少なく希少価値のある作品。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ヤマモモ、クルボー、グール
《絣柄》
ハナアワセ、井絣、トゥイグァ、ジンダマ
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.11「クジリゴーシ1玉」

作者: 宮平トシ子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体構成員

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴40年。久米島紬製作の第一人者。
・令和元年全国伝統的工芸品公募展入選
・平成29年度全国重要無形文化財文化財団体協議会功労者表彰
・平成29年第70回沖展入選
・平成17年第57回沖展入賞「沖展賞」
《作品について》
・コメント「伝統的技法を用いて創作的な図柄に取り組んだ」
・あっさりしているように見えるが、絣括りや絣の配置はかなり高度な技法である。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: クルボー、ヤマモモ、ティカチ、泥
《絣柄》
クジリゴシ、トゥイグァ、ハナグァ、マルブサー、タテ縞
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.12「マルブサーミズ1玉」

作者: 桃原禎子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体構成員

《主な経歴・受賞歴》
・従事歴41年。久米島紬保持団体会長。久米島紬製作の第一人者。
・令和2年沖展 準会員奨励賞
・令和元年度全国重要無形文化財団体協議会功労者表彰
・令和元年第22回日本伝統工芸士会公募展入賞「久慈市長賞」
・平成29年全国伝統的工芸品公募展入選
・平成29年第70回沖展入賞「奨励賞」
・平成28年度伝統的工芸品産業功労者内閣府沖縄総合事務局長官賞
・第19回日本伝統工芸士会公募展入賞「東武百貨店特別賞」
・平成28年第69回沖展入賞「奨励賞」
・平成26年第66回沖展入賞「奨励賞」
・平成19年第59回沖展入賞「浦添市賞」
《作品について》
・コメント「赤、黄、青の絣三色に、絣の配置を工夫し、伝統技法の上にたって図柄は創作的に取り組んだ」
・あっさりしているようで一つ一つの絣が高度な技法を伴い、しかも絣の配置が絶妙。 技法的にも難易度が高度。完成度の高い作品。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: ヤマモモ、クルボー、グール
《絣柄》
マルブサー、ミジグァ、チミグァ、パナサキビーマ
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち


No.13「井絣15玉」

作者: 山城智子
国指定伝統工芸品伝統工芸士
国指定重要無形文化財保持団体伝承生

《主な経歴・受賞歴》
・ 従事歴24年。 久米島紬製作の第一人者。
平成25年第65回沖展入選
《作品について》
・コメント「母・山城ハツは物づくり大賞内閣総理大臣表彰を授与された人で、母の製作した久米島紬の復元を試みた。絣が非常に細かく、絣括りや機織りは大変な作業であった」
・典型的な古典柄で見応えのある作品である。

《素材》
経糸:生糸/緯糸:紬糸
《染色材》
地色:グール、ティカチ、泥
絣色: グール
《絣柄》
井絣
《技法》
泥染め、絣は手括り、手織り、砧打ち