大髙美由紀さんからのメッセージ

個展の際にはご縁をいただいたお客様が、私の作品を纏ってご来店くださいました。
そのあたたかなお心遣いに個展の緊張感も緩み、励まされました。
ある時には、その着姿でさらにもう1枚、お求めくださっているという夢のような光景に出会わせていただきました。

また、御社の各記念展のパーティー会場でもお召しくださっているお客様とお会いすることができ、慶びの日に私の手がけたお着物を選んでくださったお気持ちをとても嬉しく思いました。
どのような思いでその一枚をお手に取られたのだろうか、そのお方のお心に着物や帯は寄り添えているのだろうか、と思いをめぐらせながらお姿を拝見、楽しいひと時でした。

皆様に支えていただき、また前へ前へと歩みを進めていく力もいただいております
心より感謝申しあげます。

令和2年4月17日
大髙美由紀


2018年トーク会にて、左から店主・泉二、大髙美由紀さん、二代目・泉二啓太と。

プラチナボーイ 銀座の柳染め 草木染紬着尺 「吉野織 新涼」

大髙美由紀さんのご紹介

神奈川県横浜市生まれ、現在は南足柄市に工房を構える。
多摩美術大学油彩画卒業後、会社員として日々を過ごしていた20代半ば、訪問着を着る機会があり、その時に得た高揚感が忘れられず着付け教室に3年通います。
その後、呉服店での大島紬の実演で織り子が織り成す経糸と緯糸の綾に魅せられ、その場で機織りを初体験、正に糸に導かれるように新潟県立十日町テクノスクール織布科に入所し組織や絣の基礎を学び、1998年から2001年、染織作家・神山尚子氏の南足柄の工房で内弟子として学びます。
2004年シルク博物館全国染織展をはじめ、2005年には日本伝統工芸新作展、染織展に初入選し、僅か20年足らずの間に8度の受賞という作家として目覚ましい成長を遂げています。
経緯の吉野織が引き立てる絣足の躍動感、一枚の着物の中で色彩と織が奏でるリズム、限られた空間で絣は存分に生かされ、細部への妥協なき配慮で「静と動」の調和を生み出しています。
銀座もとじ和染 2016年初個展、2018年 2回開催

平成20年 第48回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「花散里」日本工芸会賞 
平成20年 第42回 日本伝統工芸染織展 紬織絣着物「名残の雪」東京都教育委員会賞
平成21年 第49回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「春の雨」日本工芸会東日本支部
平成22年 日本工芸会東日本支部創設50 周年記念展覧会「21世紀の伝統工芸―世界の眼―」吉野織帯「秋野原」奨励賞
平成25年 第53回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「春のしらべ」根津美術館館長賞 
平成27年 第55回 東日本伝統工芸展 紬織絣着物「垂水」三越伊勢丹賞
平成28年 第56回 東日本伝統工芸展 吉野織帯「霜夜」川徳賞
平成30年 第52回 日本伝統工芸染織展 絣帯「風薫る」京都新聞賞


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絣模様で創る空間~大髙美由紀の織~|和織物語
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