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Vol.41 手ぬぐい|男の着物人生、始めませんか

名脇役「手ぬぐい」

手ぬぐいは、ハンカチ代わりとしてだけでなく、帯の収まりをよくするために懐(ふところ)に入れたり、ちょっと物を包んだりするのに重宝します。 私も、常に着物の懐やたもとに手ぬぐいを1~2枚入れております。綿で吸湿性も抜群ですから、汗をくのにちょうどいいですし、食事の際に膝にかければ、汚れ防止の役目も果たしてくれます。 手ぬぐいは1000円前後と値段が張ることもありませんし、デパートなどでも簡単に手に入ります。何枚か揃えておかれるといいでしょう。

バリエーションの多い色柄

手ぬぐいの色柄は実に多種多様です。色は昔は藍染めがほとんどでしたが、今はかなりカラフルになっています。男性向きなのは、黒やグレー、紺、茶、緑、青などでしょうが、これだけでも濃淡や色の組み合わせを考えればバリエーションはかなりなものです。 柄はオーソドックスな縞や格子から、小紋こもん柄などの続き模様のほか、文字や動植物が描かれたものも多くあります。鎌と輪、ひらがなの「ぬ」が描かれた「かまわぬ」という柄は、一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。 さらに、相撲の決まり手が描かれたもの、手ぬぐいのかぶり方が一覧になって紹介されているものなど、遊び心のあるものも豊富に揃っています。一度、手ぬぐい専門店に足を運び、数多くの中から選んでみるのも楽しいものです。

「銀座もとじ」オリジナル手ぬぐい

手ぬぐいの端は、切りっぱなしになっているのが普通です。これは、いろいろなことに使われていたころの名残で、出先で下駄の鼻緒が急に切れたときに、端を細く裂いて間に合わせに鼻緒をすげたり、怪我の手当てなどに使っていました。 しかし、今はそのような使い方はしませんから、私どもの店では、両端にミシンをかけ、ほつれにくくしたものをオリジナルで作っております。この手ぬぐいですと、洗濯しても端がほつれてきませんから、長くお使いいただけます。

 

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