Vol.15 着物で集まる|男の着物人生、始めませんか

男の着物はじめ 男の着物人生、始めませんか

着物好きの仲間と集まる

男のきもの画像
何事につけ、仲間はいないよりはいたほうがいいものです。まだまだ特別な視線を向けられることの多い男性の着物姿なら、仲間はたくさんいるほうが心強いでしょう。以前は、なかなか仲間を見つけられず、ひとりで着物ライフを楽しむしかないという方も多かったようですが、最近はインターネットの普及で着物仲間を簡単に見つけられるようになりました。

愛好家同士、着物を着て集まろうという会も多く開かれているようです。1年に数枚ぐらいしか男物の着物が売れなかった時代から思うと、感慨深いものがあります。着物を愛する皆さんそれぞれが、思い思いの楽しみ方を見出しておられる様子を見るにつけ、同じく着物好きの私は、日本人に生まれてよかったと思っております。

楽しい着物談義

お客様の中には、買物にいらっしゃった方同士が店頭で出会い意気投合して、その後、着物で一緒にお出掛けになっていることもあるようです。結婚式などに着物を着ていったところ、「実は私も着物ファンなんです」と声をかけられ、それ以来、お仲間になったという話もよく聞きます。

着物愛好家の方たちは、相手が着物好きと分かると、一気に垣根が取り払われることが大変多いようです。何より、着物好きが集まっての着物談義は、男性の着物に関してテレビや本、雑誌などで取り上げられる情報が少ない分、時間を忘れてしまうほどの楽しさがあります。

着物好きの輪

特にサークルに入ったり、イベントに参加しなくても、ご自身が着物を着てちょっと出掛けるだけでも、案外身近なところに仲間は見つかるものです。喫茶店でコーヒーを飲む、居酒屋で酒を酌み交わすといった、普段当たり前のように行っていることも、着物を着ているというだけで、周囲から羨望の視線を投げかけられること請け合いです。

羨望の視線を投げかけていた人の中から、「自分も着物を着てみたい」と話に加わってくることもあるでしょう。このようにして、少しずつ輪が大きくなっていくかもしれない、という喜びも秘められています。

学生時代はともかく、とかく男性は仕事仲間以外、なかなか人とつながる機会を持ちにくいものです。着物を着て集まる、これほど分かりやすい集いも珍しいことでしょう。職業や出身地などを越えて、新たな交流が生まれることを祈ってやみません。