生涯を江戸小紋にかけた、最後の渡り職人
細微な美の世界に宿る品と粋
藍田正雄さんは2017年夏に永眠されました。藍田さんには2007年に銀座もとじが繭づくりから取り組んでいる絹布プラチナボーイを染めていただく第一号をお願いしたり、店主・泉二の男のロマンに多大なるお力をくださいました。 江戸小紋の第一人者として、自身の作品制作と同時に後継者育成にも尽力され、匠の技術と感性の素晴らしさもさることながらその温かなお人柄も魅力的でした。 江戸小紋師 藍田正雄さんの手による、細微な美の世界。幾度目にしても、その技術はけっして色褪せることはありません。ご生前のご功績を偲び、最後の渡り職人、江戸小紋師 藍田正雄さんの粋を一人でも多くの方々にご覧いただけますよう、心より願っております。
>>【作家紹介/関連記事】はこちらから
※作品掲載がない場合もお気軽に問合せください >>お問合せフォーム