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最終章は桜の京都、吉岡幸雄さんの工房へ〜プラチナボーイ物語特別篇『絹の誕生物語』

季節の旅を経てお誂えする世界にひとつの着物づくり。
秋に蚕を育て、冬に絹糸を繰り、春、織り上げる輝かんばかりの白生地に「染司よしおか」で草木の色を染めていただきます。
桜の咲く頃、京都伏見の工房見学と染め体験、さらに吉岡幸雄さんを囲んでの夕食会もご用意しております。

プラチナボーイ物語特別篇『絹の誕生物語』
「並巾」 = 750,000円(税込)
「広巾」 = 780,000円(税込)
お申込み〆切:2019年9月8日(日)

※第一章の日程が変更となった関係でお申込み〆切日も変更となっております。
※上記金額には、全四章にわたる旅程の東京からの交通費、宿泊費、飲食費、染代、表地代、裏地代、仕立て代、体験参加費が含まれます。
※紫や紅花など染料によっては、追加料金がかかります。

 

お気軽にお問い合わせください。
全日程のご参加が難しい方もお気軽にご相談ください。次回プラチナボーイ物語への振替、またはキャンセルの場合は一週間前までのご連絡で該当旅費の返金をいたします。
メールでのお問い合わせ:info@motoji.co.jp 
お電話でのお問い合わせ:03-5524-3222

スケジュールと詳細

◉第一章 養蚕体験 2019年9月23日(月・祝)

※郵送DMでは9月16日(月・祝)予定とご案内しておりましたが変更となりました旨ご了承ください。

養蚕農家での蚕への餌やり体験(茨城県)
数ヶ月後にお客様の着物へと生まれ変わっていくプラチナボーイの蚕たちとの初顔合わせです。

プラチナボーイを育てていただく養蚕家の石川浩さんは天皇杯の受賞歴を持つ養蚕の達人です。世界初のオスだけの蚕・プラチナボーイは、細く、強く、プラチナのように白く輝く糸を吐いてくれます。

飼育小屋の前に広がる桑畑で葉を刈り取り、餌やり体験をしていただきます。右は蚕が繭を作る専用個室マンション「回転まぶし」。蚕の成長のタイミングによっては糸吐きの様子もご覧いただけるかもしれません。

◉第二章 製糸体験 2020年1月11日(土)予定

座繰り体験&碓氷製糸場での製糸見学(群馬県)
9月にお客様が餌やりした蚕たちが作った繭が生糸になる工程をご覧いただきます。

日本古来の上州座繰りの手法で、繭から絹糸を引き出す体験をします。新鮮な繭糸のしっとり感、張り、輝きを直に感じていただけます。

国産生糸の約7割を生産する碓氷製糸場。日本が明治時代に世界第1位の生糸輸出国だった当時の活況を偲ばせる大施設を見学しながら、工程や品質管理、国産生糸の歴史を学びます。

◉第三章 製織体験 2020年4月10日(金)予定

※滋賀の長浜ちりめん織元を訪れた後、その足で京都へ入る1泊2日の旅程となります。

長浜ちりめん織元見学と八丁撚糸体験(滋賀県)
9月に餌やり体験し1月に生糸となったプラチナボーイが白生地になる工程をご覧いただきます。

琵琶湖や伊吹山の豊かな自然に囲まれた長浜は「浜ちりめん」の名で親しまれる白生地の名産地。製織の見学とともに、生地の強度と風合いのために大切な撚糸の工程を体験いただきます。

◉第四章 染色体験 2020年4月10日(金)〜11日(土)予定

『染司よしおか』にて工房見学と染色体験(京都府)
ここからは今回だけのスペシャル企画。日本が誇る植物染料の染色工房「染司よしおか(京都市伏見区)」にて、工房見学と染めの体験をしていただけます。

染織史家としても名高い吉岡幸雄さんから染色や“日本の色”に関わるお話を伺いながら、「どんな色に染めようか」と思いを馳せる特別な時間を過ごしませんか。染める色は、五代当主・吉岡幸雄さんにお見立てしていただくこともできます。

染める色は、ヴィクトリア&アルバート博物館に収蔵される日本の70色に限らず相談いただけます。

京都伏見の春景色(写真は2018年春)。4月10日(金)の夜は、吉岡幸雄さんを囲み京都の料亭での夕食会を予定しております。

プラチナボーイとは
2007年に誕生した世界初のオスだけの新蚕品種。それまでの蚕品種に比べ、細く、長く、強く、光沢があることが特長。生産体制のしくみ作りや技術の革新性、品質の優良性などが評価され2015年に提携グループとして「農林水産大臣賞」「日本農林漁業振興会会長賞」を受賞。

プラチナボーイについて詳しくはこちら

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吉岡幸雄さんについて
京都で江戸時代から続く染屋「染司よしおか」5代目当主。植物染による雅やかな日本の伝統色の再現に取り組み、東大寺お水取りの椿の造り花の紅花染和紙をはじめ、古社寺の伝統的な仕事にも多く従事される日本の伝統色の第一人者。

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