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奄美群島復帰60周年記念 至極の逸品「幻の200亀甲 白大島紬」(疋もの・広巾)|店主 泉二弘明のおすすめの逸品

店主 泉二弘明のおすすめの逸品 奄美群島復帰60周年記念 至極の逸品 「幻の200亀甲 白大島紬」(疋もの)(広巾)

今月の店主泉二のおすすめの逸品は、太平洋戦争後の1946年から1953年の8年間、米軍政権下におかれた奄美群島が本土復帰を果たしてから60周年を迎えた記念に開催いたします、「現代(いま)を織る大島紬」展(2013年9月19日より9月23日まで開催)にちなみ、めったに見られない至極の逸品の大島紬をご紹介いたします。
 奄美群島

"200亀甲"とは、たった40cmほどの反物巾に亀甲の絣柄が、200も織り込まれるという、卓越した職人技によってしかなしえない、まさに幻のような手業により実現される紋様でございます。

写真左)白大島紬 200亀甲 写真右)白大島紬 100亀甲 100亀甲でも大変細かい亀甲絣ですが、さらに倍の細かさの200亀甲、見比べていただくと圧巻の緻密な絣技です。 写真左)白大島紬 200亀甲 写真右)白大島紬 100亀甲

 

100亀甲でも大変細かい亀甲絣ですが、さらに倍の細かさの200亀甲、見比べていただくと圧巻の緻密な絣技です。 "亀甲"とは、亀の甲羅に似た六角形をした文様を表し、結城紬や上布、久留米絣などでも織られる不動の人気を誇るお柄です。細かな亀甲絣には、どこか古典的な重厚感さえ感じられ、一朝一夕には無しえない、技術の粋が集められた確かさと、また長い歴史の中で人々に愛され続けてきたお柄としてのぬくもりある魅力が放たれます。 「現在、これだけ細かい亀甲絣の白大島紬を織れる職人さんは、お一人しかいないのです。これだけ細かな亀甲絣は、本当に幻のような技ですし、また目を酷使します。まだ今の時代だからこそ手に入れられる、本当に至極の逸品なのです。」と店主泉二。

現代において、これほどの細やかな亀甲絣の大島紬は、本当にめったにございません。ひとつの亀甲は、約2mm。その数字以上に、ご覧いただくとその精緻な職人技に驚きとともに、このような織物を現在手に取り目にすることができる事実に感謝の気持ちさえあふれます。
幻の200亀甲 白大島紬
銀座もとじでもなかなかご案内させていただけない正真正銘、至極の逸品の白大島紬、ご紹介させていただけることを誇りに思う織物でございます。 さらにこちらは【生地巾(外巾)約1尺5分(約40cm)】の≪広巾≫のお品でございます。裄の長い男性にもお役立ていただきやすい大変稀少なお品です。 さらに≪疋もの≫ですので、着物2反分の長さがございます。ご夫婦で分けられてもよろしいですし、男性ですと着物と羽織でアンサンブルでもお楽しみいただけます。多くの言葉は必要ないかもしれません。お探しの方にぜひ終生ご愛顧いただけましたらと願う特別な織物です。

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