足元の主役
着物を着るときに、直接肌に着けるものの中で唯一すべて表に見えるのが足袋です。見た目の上でも、また、草履や雪駄(せった)などの履き物を履く上でも、必ず揃えておかなければならないもののひとつです。 足袋の形はどれも同じですが、「こはぜ」と呼ばれる留具の数に違いがあります。3枚、4枚、5枚のものがあり、なかでも、4枚のものが一般的に最も普及しています。 素材は綿が主で、履き心地、扱いともに一番です。また、化繊のおしゃれな柄物なども人気があります。正装用には、羽二重のものが使われ、ほかに夏用の単衣や、裏地にネルを使った冬用などもあります。色とサイズ
色は礼装や茶席などの改まった場面で着用するときのみ白を用いますが、おしゃれ着や普段着用には黒や紺、茶、グレーなど、着物に合った色を選ぶのが一般的です。 よほど特殊な大きさでなければ、呉服店のほか、デパートや和装小物を扱うお店で購入できます。現在市販されているものは、たいてい靴と同じセンチ表示ですので、サイズが分からなくてお困りになることはないでしょう。ただ、一部の老舗の足袋屋では、「文もん」を単位として使っていることがあります。一文は約24ミリと計算してください。 足袋はしわにならないようにぴったり履くのが粋なので、お選びになるときは、靴のサイズより5ミリ小さいものをお求めになるといいと思います。足袋を誂(あつら)える
どうしても自分に合うサイズが見つからない、あるいは、自分の足にぴったりのものを手に入れたいと思うなら、足袋専門のお店でオーダーも可能です。 足袋は靴下のように伸縮性に優れたものではないので、オーダーの快適さがよりはっきり現れます。また、オーダーで作ると、色や柄、素材などにかなり広がりが出ます。足袋にまで行き届いたセンスが光っているのは、しゃれ者の極みと言えましょう。 ただし、オーダーの場合、最初に個人個人の足型を作ることになりますので、5枚や10枚単位でのご注文となる点にご注意ください。新しい足袋を履く前に
新しい足袋をお履きになるときは、一度洗って、糊を落としてからになさると、草履をお履きになったときに滑らず、歩きやすくなります。
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 名古屋帯
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