コーディネートの基本
まず一通り、着物一式をお揃えになったら、しばらくはそれで事足りるでしょう。しかし、日常にお召しになる場合や、毎日は着ない場合でも外出の度に着るとなりますと、コーディネート用にもう少し足したくなったり、洗い替えも欲しくなります。 とはいえ、やはり一つ一つは高価なものですから、あれもこれもというわけにはいきません。基本的には、趣の違った羽織を足し、小物を足し・・・と少しずつ揃えていきますが、やみくもに買い足すのは、限られた予算内では非効率です。ワードローブ5ヶ年計画
そこで、着物のワードローブ5ヶ年計画をお立てになることをおすすめします。形式はどのようなものでも構いませんが、まず、手持ちのアイテムを書き出します。素材や色、価格なども書き添えておかれるといいでしょう。それから、興味のあるアイテム、素材もどんどん書き足していくと役立ちます。5ヶ年計画ステップ・バイ・ステップ
私どもの店では、次のような形で5ヶ年計画を立て、お客様におすすめしております。ステップ1(1年目): 夏の着物から始めよう
- 小千谷縮の着物(麻)
- 38,000円
- 紗の角帯
- 10,000円
- 麻の長襦袢
- 28,000円
ステップ2(2年目): 着物に着慣れて着流しを楽しむ
- 紬の着物(無地)
- 75,000円
- 角帯(リバーシブル)
- 10,000円
- 長襦袢
- 28,000円
- 草履
- 18,000円
- 合財袋
- 5,000円
ステップ3(3年目): 素敵なレストランでお食事を
- 紬の羽織(無地)
- 65,000円
- 羽織ひも
- 8,000円
ステップ4(4年目): セミフォーマルな場に着物で出席
- お召しの着物
- 80,000円
- お召しの羽織
- 80,000円
- 袴(無地)
- 70,000円
- インバネスコート 80,000円
ステップ5(5年目): そろそろいい頃・・・?
- おしゃれ紬の着物
- 130,000円
- おしゃれ紬の羽織
- 100,000円
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