小倉淳史 辻が花
プラチナボーイ
訪問着「柳に梶の葉」

作品コメント
肩から裾に大きく弧を描く文様が「柳」です。「さび紅」と「さび緑」で
染めているのが梶の葉です。「梶の葉」の内には「うさぎ」「千鳥」「桜」そして梶の葉脈が染め描かれています。
つまり、春、冬、秋を現わす文様が組み合わせられています。
地色のうす茶色とクリーム色は、引染と絞りの浸染を組み合わせた
私独特の染色方法で他の染色家にはない染め方です。
幅広い年齢の方々に季節を問わず、穏やかな心を表す訪問着です。
小倉淳史 辻が花
プラチナボーイ
九寸名古屋帯「松皮取りに菊・椿・藤」

作品コメント
本作品は典型的な辻が花文様で色の組み合わせも、黄緑色と紫という強い印象の配色になっています。
黄緑の地の文様は「椿」で紫の地の文様は、少し解り難いですが「菊」です。
つまり春、秋、文様でこれも辻が花文様の典型です。
この帯は年齢も季節も幅広く自由にお召し頂けると思います。
小倉淳史 辻が花
プラチナボーイ
男性羽織「波にうさぎ」

作品コメント
この羽織の図の出典は徳川美術館所蔵の裂にあります。
元の地色は刈安色で輝く黄色でしたが本作品ではうす藍ねず色にしました。
波の意識を強くもった事と着用にあたり、より着用し易い色をと考えたためです。
本作品の「うさぎ」の姿は絞るに難しく、現在、絞り染める事が出来る人は
ほんの少数でしょう。
小倉淳史さんからの御祝いメッセージ
「プラチナボーイ20周年」また、「泉二会長御出版」併せておめでとうございます。
私がプラチナボーイ(PB)と出会って10年余りになるでしょうか、PB の白く輝く美しさは他の絹と比べようもなくその美しさに圧倒されました。
しかし、美しさと同時に手強さを併せ持つのも PB です。
絞りの糸入れ(縫う作業)の時の針のとおり難さ、そして絞る時、生地の弾力、
ハネカエル力強さも他の生地より強いのが PB です。
さながら、若い公達の凛々しく美しい姿を想像させる PB は
魅力あふれる日本の絹です。
お召になる方々は、プラチナボーイの特有の白の美しさと生地のハリを楽しみ、
より一層それぞれの個性を輝かせることでしょう。
令和8年2月
小倉淳史
※PB はプラチナボーイ
小倉淳史さんのご紹介
お召しになる方の着姿を思い、
絞り染めで絵がく平成の辻が花。

安土桃山時代に花開き江戸時代に忽然と途絶えた幻の染め「辻が花」を甦らせた小倉家。 父・建亮氏の志を継ぎ、現代に生きる「辻が花」として新たな世界を作りだされています。 第54回日本伝統工芸染織展にて、絞り染訪問着「The junction」が文部科学大臣賞を受賞されました。
2017年3月のぎゃらりートークにて。写真左から会長・泉二、小倉淳史さん。
銀座もとじ和染 2012年、2015年、2017年、2020年個展開催
2015年 35周年記念展出品
2020年 40周年記念展出品
2022年 社長就任記念展出品
2026年 プラチナボーイ20周年記念展出品
略歴
1946年 京都市に生まれる
1963年 日展作家 寺石正作先生にデッサン、色彩を学ぶ
1966年 父 小倉建亮氏の下で友禅・絞り・辻が花の修行を始める
1975年 第22回日本伝統工芸展初入選
1988年 NHKの依頼で徳川家康の小袖2領復元
1993年 第30回日本伝統工芸染織展 日本工芸会賞
1997年 第34回日本伝統工芸染織展 日本経済新聞社賞
2004年 CBC TVの依頼で徳川家康の羽織を復元
2005年 第39回日本伝統工芸染織展 日本工芸会会長賞
2006年 重要文化財指定品「束熨斗文様振袖」欠損部補作
2008年 重要文化財指定品「徳川家康小袖」を復元制作
2020年 第54回日本伝統工芸染織展 文部科学大臣賞
現在 日本工芸会正会員、日本工芸会染織部会幹事
小倉淳史さんについての
おすすめの読み物
2015年の個展に際し多摩美術大学教授・外舘和子さんに取材執筆いただいた和織物語「絞り染の可能性を求めて - 小倉淳史の世界」を公開しています。
2020年の個展に際し小倉淳史さんの工房を訪ね、辻が花の染色技法がなぜ途絶えたのか、また継承させるために大切にされる思いなどを伺いました

染・織・繍、49名の作家と各産地の方々が、プラチナボーイを素材として、「源」をテーマに、総数約70点の渾身の作品を創り上げました。この20年、私たちは全国各地のものづくりのトップランナーの方々とチームを組み、対話を重ねながら歩んでまいりました。身に纏う人が自分らしい美意識を表現し、確かな自信を与えてくれる――そんな最愛の一枚をお客様にお召しいただけることを願い、走り続けてきた年月です。現代に受け継がれる至高の技の美を、最良の素材を通して、あなたの五感へと語りかけます。洗練された現代の優美さとゆたかさ。
あなたの魅力を、よりいっそう輝かせる一枚に出会ってください。
プラチナボーイ20周年記念展「源」
会期:2026年3月13日(金)~3月22日(日)
場所:銀座もとじ 和織・和染、男のきもの、オンラインショップ
ぎゃらりートーク
①「お蚕さん―繭からのものづくり」
日 時:3月14日(土)10:00~11:00
登壇者:養蚕農家 高橋直矢氏、浅井広大氏
碓氷製糸株式会社 代表取締役社長 安藤俊幸氏
一般社団法人富岡シルク推進機構
専務理事兼事務局長 長谷川直純氏
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
②「纏う喜びをお客様へ」
日 時:3月22日(日)10:00~11:00
登壇者:髙橋寛氏(友禅)、生駒暉夫氏(友禅)
荒川眞理子氏(型絵染)、菊池宏美氏(江戸小紋)
平山八重子氏(紬織)、大髙美由紀氏(紬織)
柳晋哉氏(紬織)
銀座もとじ 会長 泉二弘明、社長 泉二啓太
会 場:銀座もとじ 和織・和染
(定員40名様/無料・要予約)
【お問い合わせ】
銀座もとじ女性のきもの 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
名古屋帯
袋帯
紬・綿・自然布
小紋・江戸小紋
訪問着・付下げ・色無地ほか
浴衣・半巾帯
羽織・コート
肌着
小物
履物
書籍
長襦袢
小物
帯
お召
小紋・江戸小紋
紬・綿・自然布
袴
長襦袢
浴衣
羽織・コート
額裏
肌着
履物
紋付
書籍

